今日は、小学校の給食試食会。
そして給食試食会後は保護者学年集会。
集会の中で、担任の先生が
こんなことを言っていました。
「一斉指導で○○しなさいと指示しても
何をやっていいのか分からない子が
7~10名います」
1クラス、34人なので
10名とすれば約30%。
実はこれ、
小学校の低学年の先生から
よく聞く話です。
結論から言えば
原因は「テレビ漬け」。
テレビは一方的に
情報を提供してくれます。
双方向性はありません。
こちらがリアクションしなくても
ずーっと一方的に
情報を提供してくれます。
だから
ボーッと見ることができます。
そんなテレビをずーっと見ていると
学校の授業や
先生の言うことも
テレビを見てるかのように
見てしまうようになるのです。
「自分が指示されている」
という感覚がないのです。
それから先生は
「語彙数が少ない子が1/3くらいいる」
とも指摘されていました。
「単語の意味が分からず
それって、どんな意味ですか?
と子どもに聞かれ
授業が進みません」とも。
以前も紹介しましたが
小学校入学時の子どもの語彙数は
・普通の子ども:3000語、
・遅れている子ども:1500語、
・よくできる子ども:6000語程度
と、成績と語彙数は、
比例すると言われています。
語彙数を増やすためには
・親子の会話の質と量を高めること
・読み聞かせをすること、読書量を増やすこと
です。
つまりテレビを消し
親子で会話し
読み聞かせをし
一緒に本を読むことです。
そんな言葉が
喉まで出かかりましたが
やめました。
地元は難しい(笑)