今日(6/28)の午前は、
ある幼稚園での講演。
講演終了後
保護者会代表のお礼の言葉に
なんか感動してしまいました。
今朝、幼稚園に通う子のために
お弁当を作っていたら
年の離れた
小学校4年生の娘が
「お弁当、いいなぁ~」
と言ってきました。
「おいしい給食があるからいいでしょ?」
と返事をしましたが
今日の話を聞いて
お姉ちゃんはお弁当が食べたいのではなく
私の愛情が食べたいのだということが
よくわかりました。
お姉ちゃんのために愛情たっぷりの
お弁当を作ってあげたいと思います。
そっか。
小学校4年生といえど
まだまだ愛情を感じたくて
甘えたくて
でも我慢していて。。。
そんな
そのお姉ちゃんの気持ちが心に入ってきて
お母さんの気持ちも心に入ってきて
わずかな時間の挨拶でしたが
胸が熱くなりました。
そのあとは
本の販売とサイン会。
そしていつものように
一問一答お悩み相談会。
「子どもが食べすぎるんですが…」
小食偏食に比べたら
食べすぎの悩みくらいかわいいもの
という話をし
ウチのとらじろうがどんなに食べ
どんなに大きいかを語って
問題解決(笑)
「子どもが小食偏食で…」
はい。
この記事読みましょう。
問題解決。
ある意味
一番盛り上がったのが
この質問。
「料理が下手なんですが…」
そうですか。
「こうやったら上手く、美味くなりますよ」
とか
「料理研究家の先生、紹介しましょうか?」
とか
すぐに言わないところが
コーチングのゴーシ先生です。
「誰が下手だと言ってるんですか?」
「夫です」
「どんな時に言われるんですか?」
「食べながら、不味い、下手だといわれるんです」
「子どもの前でですか?」
「はい」
そうですか。
では、病気を装ったりして
旦那さんに料理を作ってもらいましょう。
で、その料理を一口食べ
「不味っ!」「下手っ!」
って言って
流しに捨ててみましょう。
そうしたら旦那さんは
すごく怒るはずです。
そのときに冷静に伝えましょう。
人が一所懸命作ったものを
「不味っ!」「下手っ!」
って言われる悲しみがわかりましたか?
食べ残される
苦しみがわかりましたか?
捨てられる
辛さがわかりましたか?
あなたは
普段、そうしたことを平気でしています。
それを子どもの前でしています。
子どもはそれを見ています。
あなたは、子どもに
人の努力や想いを
平気で踏みにじる人になってほしいですか?
それとも
感謝の気持ちを伝える人になってほしいですか?
あなたは親として
どんな背中を子どもに見せたいですか?
料理が下手なのは認めます。
申し訳ありません。
私も努力します。
おいしい料理を作る努力をします。
あなたも
子どもの前では
そんな姿を見せないでください。
努力をしてください。
一緒にどんな料理がおいしいと思えるか
考えてください。
一緒に台所に立ってください。
私はあたたかい食卓を作りたいです。
「不味っ!」「下手っ!」
があふれる食卓より
「いただきます」
「美味しい!」
「またつくって!」
「ごちそうさま!!」
と笑顔と会話があふれる食卓を作りたいです。
子どもの心は
その食卓で作られます。
夫婦として
家族として
一緒にそんな食卓を作りたいです。
そう、伝えましょう。
それでも分かってくれないなら離婚(笑)
子どもが作る弁当の日を経験した子どもが
大人になれば
「不味っ!」「下手っ!」
なんて絶対に言わない。
だから
広がれ「弁当の日」。