食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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筑前りょう太さんのお話

今日は、朝の6:00から
「経営者モーニングセミナー」に参加し
九州プロレス
筑前りょう太さんのお話を聞かせていただきました。

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改めて
考え、行動し、
批判に負けず継続することの大切さを
感じました。

 

筑前りょう太さんにとっての
衝撃の出会いは
s56.4.23、小学校3年生のとき。
テレビでの、
タイガーマスクv.s.ダイナマイトキッド」戦。

 

翌日、学校でプロレスごっこが始まり
だんだん本格的になり
男子全員が家に来て
プロレスごっこをやりはじめたそうです。

 

中学校卒業時の身長は150cm。
前から2番目。
当時は、
「プロレスの覆面を作る人になりたい」
「プロレスの記者にになりたい」
と自分の夢をごまかしていたそうです。

 

本当はプロレスラーになりたかったのに
「夢を叶えられなかった」
と言われないために。
自分を傷つけないために。

でも、自分の夢はごまかせませんでした。

 

まず、どうやったら身長をのばせるかを考え
ある体操を開発しました。

それは、
右手を高く上げ、天井を見て
つま先立ちし、「伸びろ~」
と言い続ける危険な体操(笑)

 

これを3年間やり続けたそうです。
親、兄弟の白い目にも負けず
やり続けたそうです。

結果、1年で10cm、3年で30cm
身長が伸び180cmになりました。

 

ちなみに、
父親の身長は163cm
母親の身長は148cm。
親族の中でここまで大きくなったのは
筑前りょう太さん一人だそうです。

 

当時は
「これをやっていれば
 絶対に身長が伸びる」
という自分の感覚、
自分の確信があったそうです。

 

そして高校卒業し、大学に進学。
当時は身長180cm、体重60kg。
細く、体力もありませんでした。

 

大学でやることは
「体重と体力をつけること」。
たくさん食べて、たくさん運動すること。

 

そこで食べました。
朝は、米3合に卵8個の卵かけご飯。
昼は、炊飯器を大学に持って行き米3合。
夜は、米4合。

 

これで一日一升。
これを毎日、食べ続けます。
言うのは簡単、やるのは大変です。
勉強する暇がなかったそうです。

 

その結果、180cm、100kgの体を
手に入れることができました。

そして大学を卒業し
プロレスの本場、メキシコに渡ります。
そこでも自らに課題、約束を課します。
毎日、スクワット2000回。
それをやってから練習を始める。
1時間半かかります。
それが毎日です。

 

夜寝る前に
「明日もスクワットから始まる」
と思うと、
寝るのが怖くなったそうです。

 

しかし、それをやり続け
半年でプロ・デビュー。
異例のスピードだそうです。

 

そうして今があります。
「どうやったら身長が伸びるか」
「どうやったら体重が増えるか」
「どうやったら体力がつくか」
「どうやったらプロになれるか」
考え、行動し、批判に負けず
やり続け、その結果、今があります。

 

ちなみにその3年のメキシコ生活で
「命をかけてやりたいこと」
を教えてもらいました。

 

メキシコの人は
平気で嘘をつき
平気時で時間を守らず
平気でおつりが少なく
汚くて、臭い。
メキシコが大嫌いになりました。

 

逆に
日本、九州、福岡の価値に気づいたそうです。

『九州ば、元気にするバイ!』

 

大好きなプロレスを通じて、
大好きな九州を元気にする。
特に、次世代を担う子どもたちを元気にする。
子どもたちに
「心のそこからやりたいことに取り組む
 大人の姿を見せる」。
そうすれば、子どもたちが
「早く大人になりたい!」
と思うはず。

そんな九州を創る。

 

「自分の本当にやりたいことは何だろう?」
真剣に考え、自問自答する。
そうして、自分と向き合うことが、
人の笑顔を作ります。
人の笑顔を作ってこそ、
自分が喜びを感じることができます。
世界を元気にするために、
隣にいる人を笑顔にしよう。

 

熊本地震から1ヶ月。
今だからこそ、
共に、みんなで九州を元気にする。

 

地域に元気に、地域に笑顔を。
東京じゃない、関東じゃない、関西じゃない。
この地から、
『九州ば、元気にするバイ!』