食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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家事ハラ?

最近、「家事ハラ」なんて言葉を
よく耳にします。

今朝も、『とくダネ』で
特集をやっていました。

要旨、文脈はこう。
・以前に比べ夫(男性)が
 家事をやるようになっています。
・しかし、そのやり方等について
 妻(女性)から注意されるケースがあります。
・そうして夫(男性)が
 ストレスを感じたり
 やる気を無くしています。
・さぁ、夫にうまく家事をさせるには
 どうしたらいいんでしょう。

 

まぁ、見ながら
いろいろ考えました。

 

「夫、もうちょっと、努力しよう」
とか
「いや、そこまでやってるのに
 そこまで言われるなら
 離婚したがいいよ」
とか(笑)

 

でも、
つくづく思うのです。

 

男は
より一層、
自分を磨かないといけない時代になった。

 

女性の社会進出や
男女共同参画が進めば進むほど
男は自分を磨かないといけない時代になった。

 

昔は違ったのです。

父親が働き
給料を稼ぎ
母親が専業主婦が
当たり前だった時代には
無条件に
父親の存在意義がありました。

 

ウチだってそうで、
「ご飯を食べれるのは
 お父さんのおかげ」
という価値願が
確かにあり
「お父さんに怒られるよ!」
みたいな
威厳や尊厳の
価値観教育が無意識のうちに
伝統的になされていました。

 

でも、今は違います。
基本、男女共働き。

 

2010年共働き率の全国平均は53.92%。
若年層では
共働き率が高くなっています。

 

場合によっては
稼ぎも父親と同等
父親よりも上
って家庭もあるでしょう。

 

とすれば
「ご飯を食べれるのは
 お父さんのおかげ」
というロジックは成立しません。

 

しかも、、、

 

しかもです。

家事をさせても下手(涙)

 

育児をしても
当然、ママには敵いません(涙)

 

現代生活では
力仕事なんてないし
家電の修理なんてないし
父親の尊厳が示せる局面が
限りなく少なくなりました。

 

では、
妻や子供が
人格や人望だけで
尊敬に値するような
男性、父親がどれだけいるかっていうと
そんなにはいない(涙)

 

も、もしかして
夫、父親なんか必要ない??

 

確かに
オスが子育てに協力している
哺乳類なんてほとんどいないし。

 

なんか、いろいろ考えさせられる
家事ハラネタ。

 

 

※写真は
 夕食後、おとちゃんとらちゃんを
 浦浜に散歩に連れていく。
 砂浜でかけっこして
 父親の威厳を示す。

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