作家。食育研究家。九州大学大学院農学研究院助教/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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大事だけどすぐにやらなくていいコト

先日、卒業論文発表会祝賀会の場で
ある大学院生がこんなことを言ってきた。

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「僕、佐藤先生みたいに、いつかは本を書きたいんです」
「いいねぇ。どんなジャンル?小説?ビジネス書?エッセイ?」
「今のところ、ビジネス書かなぁ」
「そっか。じゃぁ、本を書くのと同時に、ビジネスもがんばらなくちゃね。
ビジネスで成功していない人が書いたビジネス書は
多分、売れない(笑)」
「そうですよねぇ~」
「ドイツ留学中に学んだこととか、
ビックリしたこととか、気づいたこととか
書けばいいじゃん」
「それも含めようと思ってるんです」
「いいね。じゃぁ、今日から書き始めなよ」
「え、今日からですか」
「そう、今日から」
「だって、書くことも決まっていないのに...」
「書きたいことが決まったら、方針転換すればいいよ」
「そうしたら、それまで書いたモノが無駄になるじゃないですか」
「そのときは2作目に回せばいいんだよ」

 

学生のこういう発想では、
なかなか本はできあがらない。

 

自慢じゃないが
私のパソコンには、書きかけの原稿
タイトルだけを書いた原稿が10本くらいある。

 

仕事を大きく2つに分けるとすれば
「大事じゃないけれどすぐにやらなければならないこと」

「大事だけれどすぐにやらなくていいこと」
に大別される。

 

今の私にとって、
前者は、日々の事務作業であったりだ。
後者は本の執筆であったりだ。

 

普通は、前者を全うすることに追われる。
だけど、事務作業をするために生まれてきたのではない。
やっぱり、この世に生まれてきたのだから
生きた証を残したい。
そんな仕事をしたい。

 

とすれば、大切なのは、
「大事だけれどすぐにやらなくていいこと」
をやる時間をいかに確保するかだ。

飲み会で、思いついて、宣言して
その勢いでパソコンをひらいて5行でも書く。
その時間を意識的に設けなければ
「大事だけれどすぐにやらなくていいこと」
は永遠に、やらないままなのだ。