食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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本気節分=なまはげ?

今日のフェイスブック
あたりまえだけど
節分ネタで溢れている。

 

当然、我が家も。

 

しかし、ゴーシ先生は
節分にも本気だ。

 

子どもたちが
本気で泣き叫び
心から「鬼はソト~」って
叫びたくなるような
節分を造りあげたかった。

 

なまはげ的要素を
盛り込みたかった。

 

ちなみに
なまはげ
家庭教育的意義とは、、、

なまはげ』って
とっても大切な「家庭、家族を創る」文化、
家庭と社会の教育システムなのだ。


なまはげの日。

家族で、「その日」食事をしている。
「その時間」が近づく。

お母さんが台所に立ち
おじいちゃんはトイレに行き
おばあちゃんはお風呂の温度を見に行き
気がつけば
居間にはお父さんとその子が二人きり。

その時
「ドンドンドン!!」
と玄関の扉が叩かれ
鬼の形相のナマハゲが大きな出刃包丁を手に家に入ってくる。

「泣く子はいねーかー」
「悪い子はいねーかー」
「親困らせている子はいねーかー」
と怖い声で脅す。

「悪いこと、してません!」と訴える子ども。
事前打ち合わせしてるから
なまはげも知っている。

「お前はこの前、こんな悪いコトしただろ~!!」

(え、何で知ってるの??
 子ども、恐怖の余り号泣)

そのときに父がかばうのだ。

「ウチにそんな悪いコトをするような子はいません!」

(え、お父さんが守ってくれてる!
 お父さんに怒られたことなのに!!)

そして、お父さんの指示で
お母さんがお酒とご馳走を振る舞う。
そして「これからはよい子にしますから…」とナマハゲを説得。

こうしてナマハゲは、制裁を断念して去っていく。

こうして子どもは思うのだ。
お父さんはスゴイ。
お父さんには絶対に頭が上がらない。
いい子になろう、親を大事にしようって。

これ以降、子どもが悪いことをしても
お母さんが「お父さんに怒られるよ!」と言えば
子どもは言うことをきき出す。


なまはげ
家庭、家族の中に
絶対的な父性という存在を創り出すための
大切な、家庭と社会の教育システムなのだ。

 

そこで、ゴーシ先生は
紙で鬼のお面をつくったりはせず
幼児教育界のなまはげ
太刀山さんに本気の鬼役をお願いした。

 

昨晩
牧のうどんでの、
幕内先生の講演会の打ち上げの席で
本気の鬼が現れた。

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さすが人間国宝レベルがつくる
鬼の面の迫力。

 

私でも、
畏怖の念を感じたほどだ。


とらじろうは
本気で腰を抜かした。
おとちゃんは
恐れおののいた。

 

たいへんなのは
帰ってからだった。

 

とらじろうは39度の熱を出し
(今日の午前中にはウソのように元気になっていた)
おとちゃんは夢にうなされ
3回も目を覚まし
一度は、寝ぼけながら走って
何かから逃げようとしたそうだ。


パパ。
やりすぎた。

 

ごめん。