今日のフェイスブックは
あたりまえだけど
節分ネタで溢れている。
当然、我が家も。
しかし、ゴーシ先生は
節分にも本気だ。
子どもたちが
本気で泣き叫び
心から「鬼はソト~」って
叫びたくなるような
節分を造りあげたかった。
なまはげ的要素を
盛り込みたかった。
ちなみに
なまはげの
家庭教育的意義とは、、、
『なまはげ』って
とっても大切な「家庭、家族を創る」文化、
家庭と社会の教育システムなのだ。
なまはげの日。家族で、「その日」食事をしている。
「その時間」が近づく。お母さんが台所に立ち
おじいちゃんはトイレに行き
おばあちゃんはお風呂の温度を見に行き
気がつけば
居間にはお父さんとその子が二人きり。その時
「ドンドンドン!!」
と玄関の扉が叩かれ
鬼の形相のナマハゲが大きな出刃包丁を手に家に入ってくる。「泣く子はいねーかー」
「悪い子はいねーかー」
「親困らせている子はいねーかー」
と怖い声で脅す。「悪いこと、してません!」と訴える子ども。
事前打ち合わせしてるから
なまはげも知っている。「お前はこの前、こんな悪いコトしただろ~!!」
(え、何で知ってるの??
子ども、恐怖の余り号泣)そのときに父がかばうのだ。
「ウチにそんな悪いコトをするような子はいません!」
(え、お父さんが守ってくれてる!
お父さんに怒られたことなのに!!)そして、お父さんの指示で
お母さんがお酒とご馳走を振る舞う。
そして「これからはよい子にしますから…」とナマハゲを説得。こうしてナマハゲは、制裁を断念して去っていく。
こうして子どもは思うのだ。
お父さんはスゴイ。
お父さんには絶対に頭が上がらない。
いい子になろう、親を大事にしようって。これ以降、子どもが悪いことをしても
お母さんが「お父さんに怒られるよ!」と言えば
子どもは言うことをきき出す。
なまはげは
家庭、家族の中に
絶対的な父性という存在を創り出すための
大切な、家庭と社会の教育システムなのだ。
そこで、ゴーシ先生は
紙で鬼のお面をつくったりはせず
幼児教育界のなまはげ
太刀山さんに本気の鬼役をお願いした。
昨晩
牧のうどんでの、
幕内先生の講演会の打ち上げの席で
本気の鬼が現れた。
さすが人間国宝レベルがつくる
鬼の面の迫力。
私でも、
畏怖の念を感じたほどだ。
とらじろうは
本気で腰を抜かした。
おとちゃんは
恐れおののいた。
たいへんなのは
帰ってからだった。
とらじろうは39度の熱を出し
(今日の午前中にはウソのように元気になっていた)
おとちゃんは夢にうなされ
3回も目を覚まし
一度は、寝ぼけながら走って
何かから逃げようとしたそうだ。
パパ。
やりすぎた。
ごめん。