5月に福島県の飯舘村を訪れた際
シャッターを切れない光景があった。
この写真。
全村避難で
誰もいない小学校。
その窓に
「欠席ゼロの日○日」
というポスターが掲げられてある。
欠席はゼロだけど
誰も出席できない小学校。
このシュールさに
シャッターが押せなかった。
今回の福島訪問では
たまちゃんに頼んで
もう一度、
飯舘村に連れてきてもらった。
この一枚の写真を撮るために。
九州に住んでいると
はっきり言って震災のことは過去の問題で
原発とか、次の選挙とか
そんなことばかりに目が向く。
でも、まだまだ、
苦しんでいる人たちがいる。
故郷に帰れない人たちがいる。
いくら家屋や道路を除染しても
森が多いから
そこに蓄積された
放射性物質のせいで
戻れないのだ。
仮設住宅に住んでいる人も多い。
二度目の冬だ。
寒いと思う。
辛くて苦しいと思う。
でも笑顔で前向きに生きてる。
私たちはそのことを
知っておくべきだ。
福島に行こう。
認識が変わるよ。
福島が大好きになるよ。
福島に行こう。