私が尊敬している農民作家がいる。
でも、彼は自らを作家とは言わない。
自らを百姓という。
そしてそんな生き方を実際にしている。
あるシンポジウムのパネルディスカッションがあり
いろんな有名農家さんが壇上に立った。
農民作家さんもその一人だった。
シンポジウム終了後、
控え室で謝金が配布された。
領収書にサインの手続きをしていたら
明らかに
他の農家さんとその農民作家さんとは
領収書はケタが違った。
農家が言う。
「○○さん、同じ百姓やのに、おかしかろ~」
その農民作家はさんは言う。
「お前ら、依頼をすべて引き受けるけんたい!」
なるほど~。
ブランディングって、難しい。
※写真は、映画「KIZUKI」の舞台挨拶で中嶋朋子さんと。