作家。食育研究家。九州大学大学院農学研究院助教/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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ドイツ 閉店法

以前、ドイツを訪れて本当に驚いたことがある。

 

写真は、BW州の州都、シュトットガルト駅前なのだが
(イメージとしては天神、博多みたいな感じ)
日曜日なのに、閑散としている。

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というか日曜日だから、閑散としている。

日曜日には店を開けちゃいけないのだ。

「閉店法」(Ladenschlussgesetz)というのがある。

  • 1900年 ドイツ帝国で閉店法施行。小売店の営業は平日の5時から21時まで許可。
  • 1957年 旧西ドイツで閉店法施行。原則として、平日は7時から18時30分まで、土曜日は7時から14時までの営業を認めた。日曜は例外を除き営業不可。
  • 1989年 閉店法改正。木曜日の営業が20時30分まで可能になる。
  • 1996年 閉店法改正。平日は20時まで、土曜は16時まで可能になる。
  • 2003年 閉店法改正。土曜日も20時まで営業が可能。
  • 2006年9月1日に連邦基本法憲法)の改正が行われ、この中で、「閉店法」を定める権限が、連邦政府(国)から州政府(地方)に委譲。

じゃぁ、
日曜日、みんなどこに遊びに行ってるかというと
家族で、公園で遊んだり
家族で、森の中を散歩したりしている。

 


日曜日でも店が開いている。
夜中でも開いている。
1月1日からでも開いている。

それは
とってもとっても便利なのだけど、
そこで働いている人がいる。
どこかの家庭が、
その家の子どもが、
寂しい思いをしているかも知れない。

日曜日に店がなければ
そこに買い物に行くことは出来ないけれど
そこで働く人たちも遊びにいける。

 

今、ドイツというと
脱原発再生可能エネルギーに注目が集まっているが
そもそも、こんな暮らしや家庭を大切にする
しくみや意識から学ぶべきなんじゃないかと思う。