作家。食育研究家。九州大学大学院農学研究院助教/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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恵比寿祭り

運搬船は、
こうして何度も漁場と港を往復して
捕った魚を運搬する。

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本船は、港に帰ってこない。
今日は沖の島に泊まるのだという。

 

鐘崎に帰ってきたメンバーで
恵比寿祭りだという。

 

私も、その様子を見せてもらおうと
朝7:00に家を出る。

 

8:20に鐘崎に到着し
水揚げを見学。

 

10:00をすぎ、
漁労長の宗岡さん
の家に集まり
恵比寿祭り。

 

恵比寿祭りというくらいだから
何かの儀式があるのかと思っていたら
ただの朝ご飯食べ会(笑)。

 

しかも、適当に食べ始め
三々五々帰って行く。
ビールだってコップ一杯程度。

 

漁師のイメージが変わる。
(漁師って、集まれば
 必ず大酒になると思ってた)

 

それもそのはず、その数時間後、

 

15:00にはもう出航で
また不眠不休の漁が始まるのだ。

 

今頃、本船でも
恵比寿祭りが行われているという。

 

彼らにとっての朝ご飯は
出港してすぐ16:00頃に船上で食べる。
昼ご飯は、夜、食べる。当然、船上。

 

そして夕ご飯が、漁労長の家で
朝食べる恵比寿祭り。
それが3日、4日と続く。

 

とすれば、、、
家族でご飯食べる時なんてないじゃん!
と言ったら

「そうですよ。生活時間が全然違いますもん」

と軽く答えられてしまった。
新婚さんには辛いなぁ。


宗岡さんの家には、
女性の方々が何人もいて
みんなで協力して料理し
みんなで協力して子どもや赤ちゃんの面倒を見ていた。

 

男性陣は協力して漁だ。

 

漁村というのは
社会的生物としての人間の特徴的生活が
色濃く残されている地域なのかもしれない。