食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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「コロナの休日」における家庭学習の実態③

 

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のつづき。

 

この自由記述が、一番興味深かった。

 

 

問38.回答してみて気がついたこと、我が家・わが校の実情(不満、ストレス)、学校・先生に対する要望等有りましたらご自由にお書きください。

 

  • 考えさせる内容が少ないとは感じるので、家で別にやらせてます。
  • こどもたちや親も忙しい時代。家庭学習しないと追い付かないのではなくて、学校で学べたらいいと感じる。その上で、勉強が好きで自主的に家庭学習をするのはいいけど。のびないこは、無理やりさせてものびないし。宿題の負担がおおきい。
  • 学校での学習内容に疑問を感じることはありますが、先生方は頑張っていらっしゃると思います。
  • 足りないと思われる部分は家庭学習で補っているつもりです。
  • 多様な学び方 選べる環境になればいいなと思います
  • 勉強ができるうんぬんより、生きる力を身につけて欲しいと思っている今日この頃です。
  • 長期休暇と普段の宿題では内容を変えてほしいと感じました。量を増やすだけが長期休暇用ではないと思います。時間があるからこそとりくめるようなものを提案してほしいと思います。
  • 同じことを繰り返し学習する事に、子供が飽きてしまって進まない時がよくあります。やる気がどんどんなくなっていくので全員が同じ課題をする事に、少しストレスを感じます。
  • 子ども達の宿題は好きな事を調べたりさせてやる時間にしたい。季節の植物や生き物、気になった事をもっと徹底して調べる時間にしてやりたいから宿題はいらない。長期休みはもっと不用だと感じている。
  • 漢字の宿題で、毎日既に覚えている漢字を何度も書かなくてはいけないのが、もったいないと思います。既に覚えている子は別の漢字でも良いとして欲しいです。また、コロナ休日中、毎日1ページ漢字を書く宿題がありましたが、もう、覚えるべき漢字もなかったのが無駄で嫌でした。その時間をまだ覚えていない都道府県を覚えることに使ったりしたかったです。
  • これから先が見えないという意味で、勉強に対しての不安がある。長期休暇で普段はできないこと(外遊びや工作、料理、実験など)がたくさんできて楽しそうだけど、ここから集団生活に戻れるのかな?もとからあまり得意ではないほうなので。
  • 戻ってから、感じることが大切だなと思います。
  • 基本的な事が理解出来てない事があるので、基本だけはしっかり教えて欲しいと思う。
  • 学校、塾、家庭学習、同じ目的だが、やり方が違うだけなのだと感じる。合うやり方を選べばいいのでは。我が子は学校は好きではないが、学校には不満はありつつそれなりに通っている。自分が好きなものや合うもの合わないもの考え方の違い、時にはわかり合えないことなどを学んでいる最中である。
  • もっと計画的に家庭学習できる習慣をプレゼントしたいと思います。
  • 高校生の兄弟がいるため高校入試、大学入試の問題内容について多少の知識があり、そのあたりを意識した宿題が出され始めていると感じます。読み解く力、考える力、これらはやはり積み重ねが大切で家庭で一緒に学習、話しながらの学習、日常生活の中で身につくことも多いように思っていますので、宿題内容の目的、家庭での学習の取り組み方などを保護者に情報提供することで家庭学習として取り組みやすくなるのでは…と思います。つまりその辺りの情報提供を小学校の先生にもしていただきたいです。
  • 日本の教育自体が将来に役に立つ教育にシフトしてもらいたい。点数を取るのに満足をする勉強ではなく、解く事自体を楽しむ勉強方法に変えて欲しい。例えば英語教育。3.40年前と何ら変わってないように思える。勉強したからといって、殆どが話せないのではなんの意味もない。
  • 今回の休校により、学童を利用していない我が家は仕事に多少の影響が出ましたが、かえって3年に上がると教科も増えるので、それを踏まえての学習定着の時間に当てることができ、良かったと思います。
  • 親は仕事があるから忙しい。子どもたちには宿題をさっさと片付けて外で遊んだり、普段できないチャレンジしたり家業手伝ってもらいたい。でも子どもたちは気持ち宿題や手伝いするぐらいで1日の7割をゲーム及びユーチューブ見るのに費やしている。
  • あんまりいい状態じゃない。
  • 積極的に外出もできないなかでこもる生活。気分転換できず、イライラして八つ当たり。ケンカも勃発。お互いいい1日を過ごせるにはどうしたらよいものか。
  • とりあえず、お互いどう感じて考えているか、解決策やいい案がうまれるかもなので、家族会議をまたすることにする。
  • このアンケートが現状をとらえ改めて見直すよいきっかけになりました。
  • ありがとうございますm(_ _)m
  • 学校の宿題が形式化していると思います。出す。丸付け。提出。むしろ見の周りに勉強のタネは転がっています。1mが100cmなのではなく、どのくらいの長さなのか、それを教えるのが家庭教育の意味かと。学問の成果は5年後でも20年後でもいいわけです。即効性を求める社会、おかしくありませんか?就職率など打ち出す大学も同様。
  • 設問内容を見て、世間には学校に対するネガティブなイメージが大きいのではないかと感じて心配になりました。
  • 最低限の宿題しかしないので、もう少し自主勉強をしてほしい。
  • 小学校に入学して以来、先生や勉強の存在が強過ぎて、のびのびできない。もっとのびのびできる環境がいい。
  • 小学校の対応が遅い、ないしは皆無であること。
  • 学校に対して不満はないです。
  • むしろ先生方の仕事が増えなくて良いように親が協力するべきではあると思います。ただ仕事で夜遅くなったりするため宿題を見ることがなかなかできないのでどうにかできないのと宿題は自らやるので休校の間の宿題があればと思います。
  • 学校側は本当によく考えてくれて、あの休校になるまでの1、2日でよくもまぁここまで準備してくれたなという素晴らしい対応でした。感謝しかありません。
  • ちょうど、中学生になるタイミングで、どんな風に準備したらいいか迷う。情報が少ないなと感じた。
  • 家庭学習の必要性は感じるけれど、宿題じゃないとやらないので、少しは出して欲しかった。
  • 休みに入るときに本の少しの宿題プリントを出されただけで、その後も電話1本と修了式があっただけ。ホームページに課題を毎週出している学校もあるときき、そのくらいのことはやってくれてもいいんじゃないかと思った。
  • できればオンライン授業とかも望みたいが、現状そこまで求められないのはわかっているので。ただ、この先いつ学校が始まるのかも不透明ななか、学校のIT化は喫緊の課題だと思う。
  • 我が家はまだ子どものことを見れてる方だと思うが、そうでない家庭のことを考えると、あまりに放置しすぎなのではないかと思う。先生ずっと休みだし暇でしょ、とか思ってしまう。
  • 学校の宿題が一律な事、そもそもクラスが進度別になっていない事が合理性がない。進度別にすれば宿題もある程度統一でも構わないが、理解している子と理解していない子が全く同じ宿題をこなす事は意義が少ない。中央値の子に合わせた教育であり、公平さに縛られて個人を伸ばすものにはなっていない。
  • 特にありません。
  • もっと想像力を働かせるような課題を与えてクラスで発表すれば、日々の向き合いかたも変わるのではと思います。
  • 家庭学習に力を入れる必要性を感じた。
  • コロナの休日に学校から与えられた大量の宿題を担任が子どもに渡すときに、宿題の提出の必要がないことを伝えられたため、子どもは全く宿題に対してやる気がなかった。担任本人が大量の宿題を見る時間がないのかもしれないが、最初からそう聞かされた子どもたちのモチベーションも考えて欲しかった。
  • 田舎なので学習に対しての意欲や競争心が少ない地域だと思う。
  • 家庭学習については、主人が積極的に取り組んでくれているので、非常にありがたいです。
  • 公立の小学校に通わせていますが、コロナ休校中の課題プリント(全国統一テスト対策含む)、それとは別に例年通り春休み期間中の宿題も用意していただけ感謝しています。
  • 休校が決まったと同時にネットからダウンロードした無料プリントで、苦手分野、普段学ぶことのない四字熟語や慣用句を学んでもらい、語彙表現を豊かにしてもらいたいと取り組んでいます。いつもはランドセル置いて飛び出して行く子なので、普段よりお手伝いや会話の機会は増えて嬉しいですが、友人との外遊びは感染防止に控えている為、晴れている日の公園への散歩だけで運動不足は心配です。
  • 家庭学習は必要だと思うが、自分が苦手な科目を教えることが出来ないので子供も苦手な状態…どうしたらいいのか。
  • 一律の宿題ではなく、子供が学習レベルや生活環境に合わせて、自分で選べるような宿題設定だといいなと思っています。
  • 学校に行けば強制的に5〜6時間、学習が決められそれをこなしていく。家では自分でやっても30〜1時間程度。学習、生活、給食、命といろんな役割を担ってくれる学校や先生の存在はありがたいです。
  • 子供にやる気を出させるにはどうしたらいいのかわからない。
  • 漢字を1ページ書く、という宿題。本人が好きならいいが、覚えるという目的を達成するには、それに限らない提案もあればいいなと思う。あと、字形の細か過ぎるチェックと書き直しは、やる気を削がれる。
  • 勉強よりも友達との人間関係が希薄になることや運動不足が心配です。
  • 学校に早く行きたいという、こどもの願いは、切実です。状況が状況なだけに、理解もしています。先生方には、より小まめに情報発信をして頂きたい。出来ればオンラインで授業が出来る体制を整えて欲しい。子ども達は、先生やクラスメート達との繋がりを求めています。仲の良い友達とは、晴れた日に公園で縄跳びなど、社会的距離を保ちつつ遊んでいますが。この1ヶ月よく我慢していると思う。
  • 塾と学校は全く違う内容なので比較ができないです。課題の充実と言うと、体を動かしたりする方が充実しているのではないかと感じます。コロナの休日中の対応は学校によって違うようですが、時間差で登校し、運動場で体を動かすくらい良いのではないかと思いました。と言っても、何をするにしても、しないにしても、何が正解が分からないので、仕方がないと思うしかありません。家庭でやるべきことが増えたのではないかと思いますが、それを学校がやってくれていたと思うと感謝ですが、早く普通の生活に戻って欲しいです。
  • 自分で丸つけさせると、答えを丸写しするのですが、(文字を書くものならまだやらないよりいいかなとも思うのですが、あ、とか⚪︎×、とか)そこはどうしたらいいのかなと。
  • 今時Wi-Fi環境が整った家庭が多い中、オンライン授業をすすめるべきだと思う。米軍基地内のアメリカンスクールのようにiPadやパソコンなどでオンライン授業を是非してほしい。
  • 自分で考える調べる事が必要な課題を出して貰いたい。それを発表する場も設けて欲しい。
  • コロナ休みになる時に、娘と話し合って、3月中に「47都道府県の場所と漢字を覚える」に挑戦することにしたら、親が思った以上に自主的に学習をするので驚いている。学校に行けない(学びの機会がない)ことも関係しているのかな?とも思っている。
  • 学校からの宿題は「提出するため」だけになっている。先日「一人でお菓子を作りたい」というので、プリンのレシピだけ伝えて作らせたら思いのほか上手だったので、「自学ノートに書いたら」と言ったら娘は「私の自学ノートは〇〇の作り方が多いけん、プリンは書かない。先生がまた〇〇の作り方!って思うから。それにもう3年生終わるけん出さんでいいし。」というのでまた驚いた。普段の宿題がどれだけのものだろう、と感じる出来事だった。
  • 一クラス一担任制ではなく、どの学年も副担任をつけて欲しい。
  • コロナ休校時に保護者が1番訴えたのは、学習内進度が遅れることではなく、「預け先」としての機能の停止だった。学校は教育としての機能を期待されていないのではないか。
  • 特に、中2、高3の生徒&保護者の方々はかなり不安やストレスを感じると思う。
  • 勉強する時間が貴重であることを伝えたいと思っています。子供に家事をやってもらって親が勉強する時間を確保します。
  • 人それぞれ違うので、一律同じように課題を出すことがおかしいと思う。それと、余裕のない家庭もあるのに、親に丸つけや音読を義務づけて、してこない家庭がおかしいと言う先生たちがおかしいと思う。
  • 一生懸命考えて課題を準備してくださる先生方に感謝感謝です。普段、課題は進んでやるもので、わからない時は自分で調べて嫌になる前に私(母)に聞くというスタイルです。課題が終われば何をしても特に要求はしていませんが、画面を見続ける事は目と脳に影響が大きいこと、それは自分の将来にとってマイナスだと言うことは伝えてあって、親の制止や制限は聞き入れてくれます。
  • 我が家のストレス耐性はとても高く、どんなときでも人生は楽しく過ごせるもの、時は貴重なもの、家族は仲良く助け合うもの、個人の尊厳は守られるべきもの、お互いにそれを基礎として暮らしていて、外で感じたストレスも帰宅すれば解放され安心です。問題が何も起こらないはずもなく、逆に自由に生きる子ども×5人に振り回されてはいますがそれも人生の醍醐味と覚悟を決めてからは楽しめるようになりました。一日も早く、終息することを祈ります。世界の人々が安心して暮らせる日常が戻りますように。
  • 宿題と家庭学習のバランスにいつも悩む、家庭学習に親が付き合える時と子ども自身で自主的にできるタイミングがあるので、その際に宿題(特に音読や書き取りが多い場合)は歯痒く感じる時もある。しかし、定期的な宿題にはありがたく感じてもいる。どちらかというと、今まで子ども個人や学校に委ねていた部分が多いと気づいた。急遽、家で一緒に過ごすことが増えて、いかに私自身が、教育や生活リズム、家族みんなで一丸となること、などに意識がいってなかったか、実践出来てなかったことが浮き彫りになったように感じた。なのでこの期間、それを高めるチャンスだと楽しんでやってきた感があるが、ちょっと疲れてきた…。やはり、わたし一人で頑張ろうとしていたのだろう。また、やはり子育てだけでなく人は外界との関わりも必須なんだということがジワジワと感じる今日この頃です。
  • 休みが長く、配布された宿題も早々に終わり学習の滞りが心配です。糸島市は3月に学校開放があり、子供達はストレスを発散しながら過ごせていました。いつも通りの生活をと思いますが、いろいろと予定が中止、延期になり、先が見えない状況で、親が抱えるストレスを子供が感じとっています。仕事をしながら、子供の学習面までの充分なサポートはできていません。長くなれば学力の低下が心配です。
  • 我が家は子供が3人おり、それぞれ3〜4歳の年齢差があるため、子供たちの家庭学習に家事をしながら対応するのが難しいなと感じています。学校や先生というより社会全体としての教育システムのあり方が、この休校期間にはそぐわないことがわかったのではないでしょうか。
  • 学力は学校でと考えています。が、正直 いまいち…と感じています。親の時代とは違う教え方なので、我が家では、学校の先生にわからなければ聞いてと言っています。
  • 自分でわからないところを調べられるような自主的に学習に取り組めるようフォローしていかないといけないなぁと思います。学校では、先生の力量次第で子どものやる気と理解力も大きく左右されるので、学校の先生の子どもへの指導力(学習面だけではなく精神面や友達とのかかわりも)を高める機会も必要なのではないかと思います。
  • コロナ休日は親も不安で、子供らも大人の不安を感じているが、大人の言う事を聞きながら、遠慮がちなのでストレスが溜まってて、家ではしゃいだり、ベタベタしたり。家庭によって警戒レベルも違うから、子供らも大変だと思う。
  • 既に得意でわかっている事まで宿題に出されるのが負担になっている。その分を苦手教科の学習時間に回したい。その為にはクラス全員が同じ宿題である必要はないと思う。
  • コロナの休日に対する自主学習の時間割等決めて欲しかった。
  • クラスにより宿題の量が違ったりしていて不安を感じる。
  • 学力は大事なのはわかるのですが、そんなに重要視してないなと。学力どうこうより日々を楽しく過ごしてほしい。
  • どうしても仕事に追われて子どもの勉強を教えるのが疎かになります。勉強が得意な子に教えるのは数分で理解してくれて時間かからないけど、苦手な子に教えるのは根気も時間も10倍20倍かかり、どうしても毎日1〜2時間は時間とれず、悪循環になってます。
  • 春休みになって学校からの課題がなく家庭での学習ができてないのでドリルなどを購入してさせようと思った。
  • 普段の宿題の量は多くはないが、内容は不満。授業でやった算数の復習はいらない。漢字は学校で間に合ってない分をやるのは、まぁ仕方がないかなと思う。教科書の音読は、必要性がわからない。読むなら、詩や俳句など、読んで耳ざわりが良いものか、自分で読みたい本がいい。与えられた毎回同じ文章は、読んでいる本人もつまらなそう。
  • 時短勤務をしています。勤務中は時間に追われ、帰宅後は家事が後回しで、子どもの宿題の丸付けや音読を一緒にしています。父親が、子どもの宿題や準備等、何か一つでも毎日してくれれば違うのですが。やっても、日曜日だけです。それがストレスです。また、学校の先生方の指導や子ども達との会話を通じ、不寛容な教育、社会へ向かっていると危機感を覚えています。学校は社会の縮図です。先生は、子ども達の優しい気持ちを摘まないで欲しいです。先生方が心身共に健全で子ども達と向かい合える様に、業務の棚卸しをして働き方改革を行なって欲しいです。

 

 

 

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