食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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さすがに頭にきたのでぶっちゃける

さすがに頭にきたのでぶっちゃける。

 

現在、糸島市教育委員会)との共同研究で
糸島市の小学校6年生全員(1100名)を対象とした
『食と暮らしのアンケート』を実施しています。

 

予算は40万円。

この規模のアンケート調査やって
分析して、報告書作って
報告シンポジウムまでやるとしたら
破格の安さです。

最低限度のお金で見積もりました。

 

普通、研究者は、より多くお金がもらえるように
申請するのです。

 

だけど、私は糸島市民。
こういう事業に使われるお金の原資は
私達の税金です。

 

実際、毎年の共同研究の結果を見ても
「え、そんな予算使って
 それくらいのことしかできてないの?」
「費用対効果、悪っ!」
と思っちゃうような研究もたくさん。

 

しかも。

 

九大側の窓口は「学術研究・産学官連携本部」というところで
共同研究が決まった瞬間に
間接経費として20%とっていきます。

つまり、今回の共同研究では8万円。

結局、糸島市は九大に48万円を支払わなければなりません。

 

じゃぁ、その学術研究・産学官連携本部が
20%(8万円)に見合うような仕事をしているか
というと、メールを数回やり取りするだけ。

 

つまり、自分たちの仕事量とは関係なく
無条件に研究費20%を上乗せさせ
糸島市に無条件に支払わせる。

 

市が計上している共同研究の予算総額は600万程度なので
120万が間接経費として使われています。

 

完全に、クイモンにしています。

 

それ、私達の税金です。

 

その実態を知ったとき
糸島市民として本当に怒りを感じました。
上記共同研究を
卓袱台返ししようかと思いました。

 

が、まぁ、いろんな人達が
この共同研究に期待し
尽力してくれているので
グッとこらえました。

 

そうしたら
学術研究・産学官連携本部
から、こんなメールが届きました。

 

以下の【添付ファイル】1.~3.をお送りいたしますので、
ご多忙の折誠に恐れ入りますが、【1月27日(月)】までに
ご提出くださいますようお願い致します。

【添付ファイル】
1.「進捗報告書10~12月」
 *内容記入の上ご提出ください。
  研究成果(論文・学会)発表の部分については、下記2.のリストへの
  ご記載でも構いません。
 *進捗報告書は組織連携:個別事業契約(第5条)の取り決めに基づき
  3カ月毎に糸島市様へ提出しております。

2.「学会論文発表リスト」
 *学会・論文・その他対外発表
  のご予定、または既にご発表済みのものがありましたら、赤字にてご記載下さい。

3.「個別事業 参加者確認書」
 *契約締結後に新たにご参画の方がいらっしゃいましたら、追記(赤字)にてお知らせください。

 

はぁぁぁっぁああっ!

なんで、余計な仕事増やすの!!??

こっちは、打ち合わせして
共同研究組み立て
予算とってきて
今だって、糸島市役所をなん往復もして…

何の努力もなく
間接経費20%とって
唯一やることは
そうやって余計な仕事を増やすメールをしてくるだけ。

頭が悪すぎる。

 

頑張ってる人間が
頑張ると余計な仕事が増えるから
頑張るのやめようと思ってしまう仕組み。

 

こういうことを
九大が平気でやってる。

 

頑張っている人間が
もっと頑張ろうと思えるようなしくみにしなきゃ。

 

しかも、働き方改革なんか勧めているんだから
無駄な資料作りなんか
どんどんやめるべきなのに。

 

日本の最高学府ってこんなところです。

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