ヒトのオスはメスを選ぶ?

11/9(土)はヨメさんが終日不在で
まず、小学校の避難訓練
子どもたちを「引き渡し」「受け取り」に行き
そのまま三味線のお稽古。

 

終わってすぐに、
九大で「矢原塾」。

 

矢原先生は
私が尊敬する
生物学者生態学者です。

 

一受講生として学んできました。

 

今日のメインテーマの一つが
「メイル・チョイスとフィメイル・チョイス」。

動物のほとんどは
メス(フィメイル)がオスを選びます。
だから、オスが着飾り
メスは地味です。

 


WILDLIFE: 世界の鳥たちの奇妙な繁殖行動 (HD)

 

一方、ヒトはオスがメスを選ぶこともあり
メスが化粧したり、着飾ります。

 

なぜ、ヒトは
オスもメスを選ぶのか?

 

矢原先生から
直接答えを求められて
「いや、選んでないと思いますよ。
 誰でもいいです」
と言ったら会場、失笑。


「それでも、選ぶ局面はありますよね。
 そのときに、何を基準にして選びますか?」
ということを問われ
「生殖能力でしょう。
 (男性は子どもを産めないので
  それを女性に求めるはず)
 具体的に言えば、
 ウエスト・ヒップ比。
 もっと簡単に言えば、若さ」
と言った瞬間に
会場の多くの女性を敵に回してしまいました(涙)

 

最後まで参加できず
矢原先生の落とし所を
聞けませんでしたが
ゴーシ先生の考えはこうです。

 

顔立ちほはじめとした容姿は、
社会や時代や文化によって
大きく変わります。

今の美人と
平安時代の美人は違うし
日本の美人と
アフリカの美人は違います。
つまり、顔なんか
単なる価値観。

(シンメトリー、左右対称は
 重要だということはあるでしょう)

 

 

世界的な調査を行ってみると
大事なのは…

最も重要になってくるのは、
エストとヒップの比率です。
エスト÷ヒップで表される数値のことを
「WHR」(Waist to Hip Ratio)と言いますが、
このWHRの比率が0.7の女性を
男性は最も魅力的だと感じるということが既にわかっています。
プロポーション研究の第一人者である
進化心理学者のデベンドラ・シン博士は、
世界の16の文化圏を対象に、
女性の理想のプロポーションについての調査を
長年に渡って行いましたが
「どこの国においても男性は、
 WHR比が0.7の女性を最も魅力的だと感じる傾向があった」
と報告しています。

 

話をもとに戻します。


では、ヒトのオスが
若くてWHR比が0.7くらいの
女性しか選ばないか
と言えば違うでしょ。

 

「一生に一人です」
と言われたら
確かに選びます。
「一人しかつきあってはいけません」
と言われたら
確かに選びます。

 

でも、それは
一夫一婦制を前提にしている話であって
「どっちとも選んでいいです」
「何人でもOKです」
と言われたら
オスならたぶん
どっちともを選びます。



さらに言えば
女性は自分が「ムリ」と思った
タイプとはできないけど
(HLAの問題とかあるので)
男性は、風俗店やらで
タイプじゃない女性とも
やってるし、できている。

 

オスとしては
「察しない」
「選ばない」
「鈍感な」
オスのほうが
生殖的には優秀なのです。

 

実は
矢原先生の講演内容にも
その証明?はありました。

 

Clark & Hatfield(1989)の
有名な心理学の実験です。

 

実験者(心理学科の学生)は
フロリダ州立大学のキャンパスで
異性の学生に近づいて
以下のように誘いました。

①「今夜、デートしない?」
②「今夜、家(部屋)に来ない?」
③「今夜、ベッドで一緒に過ごさない?」

その結果。

 

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男子学生も女子学生も
①「今夜、デートしない?」
の質問に「yes」と答えたのは
50%程度。

 

男子学生は
②「今夜、家(部屋)に来ない?」 69%
③「今夜、ベッドで一緒に過ごさない?」 75%
と跳ね上がっていきます。

 

女子学生は
②「今夜、家(部屋)に来ない?」 6%
③「今夜、ベッドで一緒に過ごさない?」 0%

0%!!!!

 

ヒトのオスが
本当に選択しているなら
75%「yes」にはならないはず。

 

つまり、ヒトのオスは
選んでいるようで
選んでない。
誘われれば、「yes」。
ある意味、誰でもいい(笑)。 

 

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