食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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高校生の保護者からの質問①

5/31(金)午後は
高校生の保護者を対象にした食育講演会。

90分講演でしたが
「高校生の保護者に今更
 食の重要さを伝えるよりも
 これからの生き方、働き方等を
 伝えたほうがためになるのではないか」
と思い
後半40分は質疑応答形式にしました。

 

その中で印象に残った質問。

 

「高校生のムスメ、
 バレーボール部に入ったのですが
 行かなくなりました。
 理由を尋ねても話してくれません。
 父親と思春期のムスメとの
 コミュニケーションはどうしたらいいのでしょう?」 

 

 

2つの問題を混同して考えているのではないでしょうか。
一つが、「部活に行かない問題」。
もう一つが、「話してくれない問題」。

 

まず、ロジカルに
2つの問題は
分けて考えましょう。

 

部活に行かない問題は
お父さんの中に
「一度始めたらやり抜くべき」
というような観念があるのではないでしょうか。

もしかしたら
いじめ等があるかもしれないし
高校では通用しない、と思ったのかもしれない。
他に好きなことができたのかもしれない。

一流になるには
1万時間程度の努力量は必要ですが
そうでなければ
私は、行かなくても、辞めてもいいのではないですか?

「一度始めたらやり抜くべき」
という観念が
単なる現象を問題にしているのではないでしょうか。

後者の「話してくれない問題」。

私のムスメは、まだ9歳なので
思春期を迎えていません。
だから、その悩みや苦しみを経験したわけではありません。

 

でも、思春期になったら
ムスメが父親に
なんでも話してくれる
なんでも相談してくれる
なんてことは「普通」ないでしょう。
それは、母親の役割なはず。

むしろ、「くさい」「きたない」
とか嫌悪の対象になることもあります。
これは生物として当然です。

 


父親ができることは
「何があっても
 パパはお前を信じるよ。
 何があっても
 パパはお前の味方だよ。
 何があっても
 パパはお前を守るよ」
と心に誓い
その信念に従って
行動すること。

 

それしかできないのではないでしょうか。

 

そんなこと答えていたら
次々と、子育ての悩み質問が続き…
(つづく)

 

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