食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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ゴーシ先生が本気で料理したら、ママたちがキュンキュンするか?

ゴーシ先生がプロデュースする
ル・リアンの『博多御粥御膳』。

 

www.goshisato1973.info

 

スタッフから
「ほうれん草のごま和えさえ、ゴーシ先生が作ったのほうが美味しい」
「お惣菜のレパートリーがない」
と泣き言が…

 

じゃぁ、ゴーシ先生が料理しながら
何を考えているかを
徹底的に語る勉強会しましょう
となって、それが今日。

 

10:00~12:00の2時間で
一気に13品目、作りました。

  • あごだし御粥
  • 野菜たっぷり味噌汁
  • 卵焼き
  • 鶏レバーの生姜煮
  • きんぴらごぼう
  • ナス味噌
  • ほうれん草のごま和え
  • タコの酢の物
  • がぼちゃの煮付け
  • ピーマンの塩昆布あえ
  • ひじき煮
  • きのこの煮込みハンバーグ
  • ラディッシュとトマトのサラダ

事前に「何食べたい?」
って聞いたらこんなことに(涙)

 

ハンバーグとか
お惣菜の範囲超えてるだろ
と思いながら
「どうしても作って欲しい」
というリクエストに応え
当日、買い出しに行ってもらって
作りました。

 

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また、上記のメニューは
味付け(塩、甘、甘辛、酸味、味噌…)
調理方法(焼、湯で、炒め、生、煮…)
ができるだけ多様になるように設定しました。

 

で、同時並行作業で
2品、3品を一気に調理。

 

にもかかわらず
「それ、何をしたんですか?」
の問いに、いちいち振り返って
ちゃんと答えていきます。

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どんなことを語ったかというと

  • 料理の最大の正義は美味しいこと。
  • ヒトという生き物の脳が美味しいと感じる「甘み(砂糖)」「動物性蛋白質」「うまみ」を加えていく。
  • 料理ごとに食材の大きさを揃える。
  • 臭みがある食材は、湯がいたりして、臭みを取る。
  • しっかり炒めたりして、味が入る食材の中の空間を作る。
  • 水っぽくないように、ちゃんと絞ったりする。
  • 味付けの「さしすせそ」は科学的に当然。
  • 味を複雑にすれば、美味しさが増す。
  • ちなみに、ハムとか練り物とかは動物性タンパクでかつ、旨味成分をたっぷり使って作られているので、効果的に使う。

 

参加者、大絶賛だったのは「ひじき煮」。

作り方は

  1. 水で戻したひじきを湯がき、生臭さをとります。(実はゴーシ先生、いつも、糸島の生ひじきを使っているので、「ひじき買って来て」って言って、乾燥ひじきを渡されたときには、頭が真っ白になりました)
  2. ひじき、みじん切りしたタマネギ、冷凍コーン、ちくわをしっかり炒めます。(タマネギ、冷凍コーンで甘みを加えます。しっかり炒めることで味が入る食材の中の空間を作ります。ちくわは動物性タンパク。かわりに、油揚げやハムなどでもいいでしょう)
  3. 砂糖を投入し、料理酒を入れて少し煮て、甘みを入れ込みます。
  4. 出汁(市販の追い鰹出汁)で旨味と、塩、醤油味を入れ、必要であれば、醤油で味を整えます。

 

 

各料理に対して
こんな感じ。

 

 

化学調味料が入っている
市販の出汁なんて
絶対に使いません!
というママには
受け入れられないでしょう(笑)

で、12:00ちょうどに完成。

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これをお上品に盛り付けると
こうなります。

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ま、みなさん
ガンガン、盛り付けていましたが(笑)

 

で、いただきます。

 

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食べながら言われたのが
「味がやさしい」
「おばあちゃんの味」
「男性が作るからこってり味付け濃いと思っていたのに」。

 

ひじき煮を大絶賛する人
きんぴらを大絶賛する人
レバー煮を大絶賛する人
ハンバーグを大絶賛する人が
いたので、総じて、全部美味しかったということでしょう。

 

中には
「こんな料理を毎日食べれる
 お子さんが羨ましい」
まで。

 

なんていろいろ
ママ会トークしていたら
赤ちゃん連れのママがいて
ぐずったので
抱っこして
ユラユラしながら
トントンしたらスヤスヤ。

 

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勉強会なんだけど
「ゴーシ先生の料理する姿を見て
 ママをキュンキュンさせよう」
という裏ミッションは
結構、達成できたかもしれない。

 

 

何の、実利もないけど。

今後、ル・リアンでの
イベントも考えています! 

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