食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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『鶏を飼いなさい』

イギリスに
『犬を飼いなさい』
という諺があります。

子供が生まれたら犬を飼いなさい
子供が赤ん坊の時、
子供の良き守り手となるでしよう。
子供が幼少期の時、
子供の良き遊び相手となるでしょう。
子供が少年期の時、
子供の良き理解者となるでしょう。
そして子供が青年になった時、
自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう。


ゴーシ先生自身は
小さい頃から
ペットというものを
全く飼っていなかったので
犬を飼いたいとも
猫を飼いたいとも
全く思いません。

 

また、早瀬さんや高田さんなど
鶏愛好家の話を聞いても
「この方々は特殊な趣味、嗜好をお持ちなんだろう」
と思っていました。

 

しかし、実際、鶏を飼い始めて
子どもの様子を見るうちに
絶対に鶏、飼ったほうがいい
と思うようになりました。

 

なつきます。
近寄ってくるし
ついて歩くのですが
触ろうとすると逃げます
抱っこするのはなかなか難しい。
犬、猫のように
「なでて~」
「だっこして~」
「気持ちいい~」
というのがないので
おとちゃん、とらちゃんは
すごく頭を使っています。

 

鶏は、犬猫のように
頭が良くないので
コミュニケーションが上手にできません。
でも、「卵を生んだとき」とか
「散歩させろ~」というときとか
ちゃんと訴えるし
コチラの言うことも
ちょっとだけなら
分かっている気がします。
おとちゃんは
「コッコが〇〇っていいよう」
って言って
すぐに庭に走っていきます。
共感力、コミュニケーション力が身につきます。

鶏は、犬、猫に比べ
圧倒的に弱いので
(猫やイタチに平気でやられる)
「守る」「お世話をする」
必要があります。
その責任感が身につきます。


それ以外にも、本当に
いろんな経験ができます。
考えさせられます。

 

カラスにヒヨコの命が奪われたとき…

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そんな、大切な、大切な
子どもたちを、自らの手で締め…

 

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でも、その肉を平気で食べたり。

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で、最近は
コッコもシマも
交互に、毎日、卵をうんでくれるので
子どもたちにとっては
毎日が宝さがして
冷蔵庫がカラフルで
濃厚な卵を毎日食べれます。

 

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(手前のが、スーパーで買った(おそらく)ボリスブラウン。
 奥の青いのが、コッコ母さん(アローカナ)の青い卵。
 奥のピンクのが、シマ(薩摩鶏)のピンクの卵)

 

 

『鶏を飼いなさい』

子どもが小学生になったら
鶏を飼いなさい。
ヒヨコの時
その可愛さをしるでしょう。


ヒヨコの時
守るべき責任をしるでしょう。

 

少し大きくなった鶏から
コミュニケーション力を学ぶでしょう。

 

つかず離れずの鶏から
距離感を学ぶでしょう。

 

毎日、生んでくれる卵に
楽しさと美味しさを学ぶでしょう。

 

いつか、その鶏をしめ
命をいただくときに
命の尊さ
食のありがたさ
いただきます、ごちそうさまの意味を
教えてくれるでしょう。

 

子どもが小学生になったら
鶏を飼いなさい。

 

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