乙武洋匡さん、講演会

ゴーシ先生は講演会場で
最もインプットし、アウトプットする男。

 

今日(2018/11/11)は
14:00から
カンファレンス福岡TKPホール
で行われた
乙武洋匡さん『車輪の上』発売記念
講演会&サイン会にお伺いしてきました。

 

それでは、渾身のレポートをどうぞ~。

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20代から講演活動を開始し
年間80本くらい講演を行っています。
現在、42歳なので
これまで1000本近く
講演を行ってきましたが
私の講演史上初です。
13歳が主催者。
本当に感激しています。

 

今日は、
「チャレンジ精神」
をテーマにお話ししたいと思いますが
その前に、主催者である
中井けんと君のチャレンジ精神について
触れてみたいと思います。

 

「中井けんと君、前へ~」

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乙武「私を呼んで講演会をやろうと思ったきっかけは?」
けん「小学生の頃、バスケをやっていたのですが
   足が悪くてチームに入れませんでした。
   『五体不満足』を読んで、
   障害があってもバスケができる!、って思いました」
乙武「でも、普通なら『聞きに行こう』ってなる。
   大人でも。
   なぜ『呼んでしまおう』ってなったんですか?」
けん「不登校になって、死にたいとか思って
   いろいろ自分の存在や人生を考えたときに
   やりたいことだけやろう、って決めました」
乙武「本当に、私が来るって思いました?」
けん「思いました。思わなければ実現しません」
乙武「中学生の前でお金の話は何ですが…
   会場代、本(100冊)買い取り、
   私とアシスタントの2名分の交通費、
   少なく見積もっても30万円はかかっています。
   そのリスク、怖くなったですか?」
けん「赤字になったときは、なったとき」
乙武「私も、100名の定員、無理でしょう
   って思ってましたが
   100名集まると思ってました?」
けん「集まらないと借金だから、集めないと」
乙武「苦労はありましたか?」
けん「チケットを手売りするのは楽しいけど
   参加者名簿を、エクセルで表づくりすること」
乙武「100名の参加者を目の前にして感想は?」
けん「11月11日、こんな大切なポッキーの日
   皆さん集まっていただいて
   ありがとうございます」
乙武「ケント君はすでにチャレンジしていますが
   チャレンジに迷っている皆さんに一言」
けん「人生は与えられている。
   あるか分からない未来に備え
   (やりたいことをやらないか)
   今、やりたいことをやるか」

(会場大拍手)

私の話いる?
今の話で十分でしょ!

(笑)

 

では、チャレンジャーと言って思いつく人は?
(会場から)橋下徹さん、本田圭介さん、前澤友作さん、堀江貴文さん。
この共通点分かりますか?

 

そう、批判が多い、アンチが多い。
挑戦者はアンチが多いんです。

 

その理由の一つは「ねたみ」。

 

ではみなさん
「チャレンジャー」と聞いてマイナスイメージはありますか?
ないでしょう。
チャレンジャー自体に
マイナスイメージはないのに
なぜか、批判、アンチが多い。

 

その理由を考えていくと
みんなチャレンジャーになりたいと思っている。
でもできない。
そうすると
チャレンジャーに称賛を送りながらも
心のどこかで
「足を引っ張りたくなる」
「こけてみんなに笑われることをどこかで期待している」
となります。
それから
チャレンジャーには
マイノリティ性があります。

 

例えば、
チャレンジャーは
先の前澤さん、堀江さんにしても
よくtwitterで炎上します。

 

twitterで炎上するのは、
2つのタイプがあります。

 

一つは
実際の行為が法やモラルに触れるもの。
いわゆるバカッター。

 

もう一つは
考え方が多くの人と違うもの。
例えば、前澤さんの恋人写真や、
堀江さんの「シート倒していいですか?」問題。
最近では、社会学者の古市氏。


でも、これって
法を犯しているわけでもなく
単に価値観や
考え方が違うだけです。

 

日本は
価値観が違うというだけで
叩かれる不思議な世の中です。
バッシングを浴びせる文化です。


でも、おわかりでしょうけど
人と違わなければチャレンジャーには
なれません。

 

例えば、今回のケント君のチャレンジ。
同じ中2に聞けば
90人は称賛するでしょう。
でも、10人は
「調子に乗ってる」
「目立とうと思って」
等々、批判するし、足を引っ張るでしょう。

現代の日本は
チャレンジャーになるには難しい社会です。

 

ところで
絶対失敗しない方法が
一つだけあります。

 

それって何だと思います?

 

答えは、「挑戦しないこと」です。
挑戦しなければ失敗しない。

 

そんな人生を望みますか?

 

そうは言っても
チャレンジにはリスクがあって
批判もされるし
いろいろと失うこともあります。
チャレンジは怖いです。

怖いから
チャレンジを避け
言い訳を探します。

みんな言い訳探しの名人です。

 

「年だから」
「女だから」
「地方にいるから」
「お金がないから」

みんな、なんらかの属性があって
それを盾にすれば、言い訳が可能なのです。

 

そういう意味でいうと
私自身は
最も言い訳しやすい。
こういう体ですから。
説得力抜群なわけです
説得力抜群の人生なわけです。

そうするとある意味
何もしなくても生きていける人生
になります。

 

怖くなりました。
20歳の時に自分に約束しました。
言い訳しない。
逃げない人生を贈る。

それから
自分はチャレンジしたいと思っても
周りの人が
チャレンジを止めがちです。

 

そして
その止める人は意地悪じゃないのです。
「その人のことを思って」止めるのです。
一番、チャレンジを止めがちな人は親です。
これは
どこにでも転がっている光景。

 

私の知人で
小学校6年生のとき
「プロのサッカー選手になりたい」と
単身、バルセロナに渡りました。

 

その子もスゴイけど
親がスゴイ。
普通なら
「とりあえず高校を出て…」
「できれば大学行って…」
となります。

でも、それ、前の時代の価値観。
経済が伸びている時代の価値観。

 

これからの社会は経済縮小時代。
人と同じことをしていたら
食っていけない時代になります。
じゃぁ、その男の子が
くいっぱぐれると思いますか?
12歳で単身スペインですから
スペイン語ペラペラ。
世界中に友達がいます。
それだけのバイタリティがあります。

私が経営者なら
絶対に雇いたい。

 

逆に言えば
現在、
年間何人が就職浪人するでしょう?
年間何人が離職するでしょう?

 

人と同じことをやっていたら
「お前じゃなくていいや」
ってなります。

 

人と同じことをやらなくていい。
でも、そうすると
万人に好かれないです。
とすると、やっぱり怖い。

 

私の場合、
仲間がいたから、
怖さを乗り越えることができました。
失敗しても、
笑ってもらえる。
失敗しても
そんな仲間に支えてもらえる。
そんな安心感がありました。
だから失敗しても
またエネルギーを貯めて、
チャレンジすればいい。

 

チャレンジすること自体は
「孤独」でもできます。

 

でも、
「失敗」したときには
仲間がいたほうがいいかもしれない。
でも、それは音楽でもいい。
支えてくれるもの、
頼りにできるものは何かということです。

 

 

守りに入るか、攻めに出るか。
私自身は、「攻め」。

 


40年前、私が生まれた当時は、
障がい者に対して保守的でした。
できれば「隠し通したい」みたいな。
「家族に障がい者いることが恥ずかしい」みたいな。

 

でも、私の両親は、積極的に外に出て
挨拶してくれました。
そのおかげで
地域の中で生きていくことができました。
私は、そうして愛されて育ちました。
チャレンジャー精神は
そこで身についたのかもしれません。

 

中学時代はバスケ部でした。
最近は「車いすバスケ」のイメージですが
私は、小さいころから体全体を使ってスポーツをしています。
バスケもそうです。
シュートはできません。
しかし、超低空ドリブルはできます。
これが、カットしにくい。
パスはできます。

ちなみに
私はバスケがやりたいわけじゃなく、
友達がみんなバスケ部に入りました。
顧問の先生は驚いていましたが
「右、左でドリブルができるようになったら試合に出してやる」
と言ってくれました。
そこで、猛特訓しました。

 

高校時代はアメフト部でした。
マネージャーとして入部しました。
次に対戦するチームの試合を研究するという
戦略、分析担当。
そのチームは都立高校、都大会で優勝しました。

大学時代には、
五体不満足』を書き
キューバダイビングのライセンスを取りました。

 

普通は
「できない」「むり」「迷惑をかける」
となるはずです。
でも、私は「やりたい」がさきにくる。

 

大学卒業後は、
スポーツライターをしたり、
小学校の先生もしました。
その経験をもとに小説『大丈夫3組』
と書き、映画化のオファー。
しかし、俳優がいないということで
映画出演もしました。

 

さて。

 

2年半前、最大のチャレンジをするはずでした。
政治家になるというチャレンジです。
政治家になるのはずっとイヤでした。
20代前半から、いろんな政党から声を掛けられました。

 

あんなに損する商売はありません。

 

20代後半から思っていたこと。
日本の社会は素晴らしい点もあるが、
改善しなければならない点もある。
境遇による有利不利が小さくない。
本当に健全で公正な成熟した社会なおだろうか?
そうした社会を実現していきたい。
政治と言う手法を使わずに。
でも、それが不可能だとわかったときは腹をくくろう。

 

そしてその挑戦でしたが
自分で自分の道を閉ざすことになりました。

 

そういう意味では
私は、まだ挑戦の話ができません。

 

今後の生き方、活動を見ていただくことで
この挑戦の話を終わろうと思います。

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ちなみに
この講演会
ゴーシ先生が受付しているということで
参加者の方に「レア!」とか言われ
写真撮られてました。

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