食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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なぜ、若者が同窓会に参加しないか論

今日は学科の同窓会のために
一日を費やしました。

 

総会の資料を作り
総会参加者名簿を入力し
会則の修正作業を行い
挙句の果てには
HPまで作りました。

 

大学の同窓会って
いくつかのレベルがあって
例えば

大学とか
学部レベルだと
会員も多くて
経済力もある。

 

例えば
大津ERIさんのFBによると
慶応大学の同窓会イベントでは
「10時〜16時のたった6時間で2.2万人が来場し、
 2.5億円というお金がが動いた」
らしい(笑)

 

当たり前ですが
専門の事務局員を雇えます。

 

しかし、学科の同窓会となると
そうはいきません。

 

ということで
その事務局機能は
昔から
学科の下っ端教員(助手・助教)が担っていました。

 

まぁ、それでも
昔は
同窓会の意味と言うのは
それなりにありました。

 

情報がないので
就職活動するにしても
仕事をゲットするにしても
先輩、後輩、同窓
というネットワークが重要でした。
「名簿」が貴重な資源でした。

 

しかし、今は
違います。
そんなんで就職も仕事もできないし
「名簿」なんかなくても
SNSで簡単に連絡できます。

今の若者にとって
オフィシャルな同窓会に
年会費払って
参加するメリットが全くない、
正確に言えば
メリットを感じない若者がほとんどです。

 

ちなみに
役員会で
「若者にとってメリットのあることを」
と提案すると
「先輩による講演をしよう」
とか…。

 

普通のサラリーマンOBの講演を聞きに
学生、土日、出てこないですし
それ、「参加者集めろ」って
言われると
事務局、さらに負担です(涙)

 


と言うような感じで
会費納入率が
メチャクチャ悪い。

 

実際
総会とかやっても
正直。敬老会みたいな感じ。

 

それでも
(小さな)同窓会が維持できていたのは
下っ端教員が
事務局機能を担っていたからです。

 

昔は
事務局を担う教員は
「だまって仕事していれば昇進できる」
逆に言えば、
「それをやらなければ昇進できない」
という暗黙の掟がありました。
昔は、完全公募じゃなかったので。

 

だけど
今は、完全公募なので
研究実績のある人が
公募に申し込めば
絶対に、その人が通ります。

 

まじめに、同窓会事務局
なんてやってても
はっきり言って、
個人のキャリアのためには
全く意味ないです。

 

それをやらせているって
ハラスメントに他ならない。

 

特に、ゴーシ先生なんか
昇進も望んでいないし
大学学教員も辞めていいと思っているので
こんな同窓会事務局の仕事とか
やっている意味が分からない。

 

それでも
無言でやらせちゃうのが
大学と言う組織のスゴイところ。

有無を言わせない。
言ったところで
全員に叩き潰されて終わりか
他のスタッフに迷惑がかかる(涙)

 

で、
HPまで作ったという(笑)。

誰にでもできることではなく
個人のスペシャリティまで
タダで投入しなければならないという(笑)

 

同窓会とか
やりたい奴が
やっとけばいい。

 

でなければ
ある意味、税金が投入されていることになってます。

 

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