和牛のお話④-日本に牛として生まれてくると一頭も○○できずに死んでいく問題-

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ここまで
畜産の専門家ではないのに
いろいろと書いてきましたが
何が言いたいかと言うと…

鶏(肉、卵)でも豚でも
平飼いや放牧など、健康的な飼い方をすると
値段は高くなるのに
牛だけ、不健康な飼い方(運動させない、ビタミンカット)をすると
値段が高くなるというおかしさ。

まぁ、それが日本人の
味覚の価値観だから…
とはいえ、2020年東京オリンピックを前に
アニマル・ウェルフェア―(動物福祉)の
観点から、世界的に問題視されています。

 

で、あることに気が付きました。

 

 

基幹種雄牛になると
メスの牛の皮で作られた
擬牝台に乗せられ
その臭いで発情し
ペニスが出てきたところで
精子を採取され
檻に戻されます。

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それが死ぬまで続きます。

 

もう、地獄です(涙)。

 

かといって
基幹種雄牛になれず
その途中の選抜で振り落とされると
ペットフードです。

 

 

そもそも。

繁殖農家では
基幹種雄牛の
冷凍精子で人工授精を行い
妊娠させます。

 

オスがうまれれば
しばらくして去勢されます。
そのオスは
子牛として肥育農家に販売されます。

 

メスが生まれれば
子牛として肥育農家に販売されるか
母牛として
繁殖農家に残され
人工授精で子どもを産みます。

 

肥育農家は
メスと去勢されたオスを買ってくるわけですから
そこで交尾が行われることはありません。

 

つまり、
繁殖農家で
交尾できる牛はいません。
肥育農家で
交尾できる牛はいません。

 

唯一の望みは
基幹種雄牛ですが
死ぬまで
擬牝台で精子を採取されるか
選抜に振り落とされて
ペットフードになるか。

 

 

日本に牛として生まれてくると
一匹たりとて
交尾できずに死んでいくことになります。

 

私たちの食は
こうして支えられています。

 

ご「うし」先生は
牛の気持ちになって
切なくなったのでした。

 

(おわり)

 

 

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