食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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ゴーシ先生は「一流講師陣」と肩を並べる資格があるのか問題。

22日(水)、
午前はママ塾OB会
夕方は、北九州大人塾。

 

北九州大人塾、8月のテーマは「プレゼンテーション力」。

 

参加者の一人から
こんな質問が出ました。

 

「先日の18日、19日の『九州大学で人生を学ぶ』
 講師の先生方は、自信をもってお話しされていましたが
 その自信はどうしたら持てるのですか?」

 

こうお応えしました。

 

圧倒的経験だと思います。

自分で考え、決定し、行動し、その結果に責任を負う
という圧倒的経験があるから
自信をもって話せるんだと思います。

 

あ、そうそう。

 

中台さんは

知識+体験=経験

と言われていましたね。

 

中台さんは、廃棄物の知識・体験
清水さんは、ボクシングの知識・体験
が圧倒的なのだと思います。

 

それを一流と言ったり
プロフェッショナルと言うのだと思います。

 

ここでふと、考えました。

 

佐藤剛史の圧倒的経験って何?

中台さん、清水さんと
同じ土俵に立って
対等に闘っているけど
もしかして、俺、
プロじゃない?
一流じゃない?

 

大人塾が終わって
翌朝まで考えました。

 

知識+体験=経験。

 

そして、この知識・体験には
それぞれ幅と深さがあります。
つまり

知識(の幅 × の深さ)+体験(の幅 × の深さ)=経験

 

具体的に言えば
中台さんは
廃棄物の話なら
日本の中でも本当にトップレベル。
でも、合鴨農法知らない(笑)。

つまり廃棄物、ビジネス
という分野でメチャクチャ深い知識・体験を持っている。

 

ゴーシ先生は
トップレベルの経験はないけど
中台さんと廃棄物の話ができ
内田先生と出産と命の話ができ
友道先生と学校経営と笑いの話ができ
ERIさんと再生可能エネルギーや地域の話ができ
田上先生とこれからの教育について話ができ
清水さんからボクシングの話を聞き出せる。

つまり、メチャクチャ広い分野で
そこそこの知識・体験を持っている。

 

それをどう表現しようかと考え
こんな図を作りました。

 

経験とは、知識と体験です。
知識があるのに体験がない人もいれば
体験はあるのに知識がない人もいます。

 

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知識も体験もある人は、プロフェッショナルです。
知識はあるのに体験がない人は、頭でっかちです。
体験はあるのに知識がない人は、○○バカです。

 

知識だけでなく、実践し
それをフィードバックする。
それを繰り返す。
そういう意味では
中台さんも清水さんもゴーシ先生も
プロなのだと思います。

 

じゃ、何が違うのか。

知識も体験も
幅と深さがあるのです。

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幅も広く深いプロはスーパーマンです。
まぁ、そんな人、なかなかいませんが。

幅は狭いけれど深いプロはスペシャリスト。
幅は広いけれど深くないプロはゼネラリスト。

 

つまり中台さんは
プロのスペシャリスト。
ゴーシ先生は
プロのゼネラリスト。

 

ある人から相談を受けました。
「自分が何者であるか分からなくなる」

 

それは
ゼネラリストだから。


プロのゼネラリストは
幅がどんどん広がっていくので
肩書じゃ、おさまりきれなくなります。

 

ゴーシ先生の場合
「食育研究家/作家」
なんて肩書をうたっているけれど
それだと
「大人塾」「婚学」
「社会起業」「イベントプロデュース」
なんて要素が表現できなくなる。

そして、もう一つは

まだこの社会に
ない概念の仕事なのだと思います。


むしろ
肩書、所属なんて
本業専業時代の遺産で
これからは
そういうのがあるほうが
「ダサっ」「フルっ」
とか思われる時代が来るのかもしれません。

 

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