のつづき。
Q7.子どもが作る「弁当の日」という取り組みを知っていますか?
①知っている 32.9%
②知らない 67.1%
結構、認知率高い!
Q8.小中学校の時、子どもが作る「弁当の日」がありましたか?
①小学校の時あった 4.8%
②中学校のときあった 8.7%
③小中であった 7.2%
④ない 79.2%
九大生の21%は「弁当の日」経験者!
Q9.料理は好きですか?
①好き 28.5%
②まぁ好き 54.1%
③やや嫌い 14.0%
④嫌い 3.4%
九大生の8割は料理好き!
Q10.料理は得意ですか?
①得意 11.6%
②まぁ得意 41.5%
③やや苦手 32.9%
④苦手 13.5%
無効回答 0.5%
ここで仮説を立てましょう。
(あたりまえっぽいですが)
料理が好きな学生さんは
料理が得意。
これを確かめるためにクロス集計します。
そうすると
「好き・まぁ好き」 「やや苦手・苦手」
グループ グループ
①得意 14.1% 0%
②まぁ得意 48.8% 8.3%
③やや苦手 30.6% 44.4%
④苦手 6.5% 47.2%
当たり前ですが
私たちは、好きなことが得意になるし
得意なことが好きになります。
次の質問。
Q11.小学校の頃、料理の手伝いをしていましたか?
①よくしていた 12.6%
②時々していた 44.9%
③あまりしていない 22.2%
④していない 20.3%
九大生といえど
料理の手伝いをしていなかった子が40%…
繰り返しますが
私たちは
好きなことが得意になるし
得意なことが好き。
では、得意になるように
できるようになるために
させればいい。
次の仮説は
家で料理の手伝いをしていた子
学校で弁当の日を経験した子は
料理が好きになるのではないか。
これを確かめるためにクロス集計します。
そうすると
「弁当の日経験」 「弁当の日経験なし」
グループ グループ
①好き 27.9% 28.7%
②まぁ好き 60.5% 52.4%
③やや苦手 9.3% 15.2%
④苦手 2.3% 3.7%
ほぼ差はなし…
「得意、苦手」とクロス集計しても
その差は出ませんでした。
これが現実なのかっ!
では、手伝い経験とクロスしてみると…
「手伝い」 「手伝いしていない」
グループ グループ
①好き 37.0% 17.0%
②まぁ好き 52.9% 55.7%
③やや苦手 9.2% 20.5%
④苦手 0.8% 6.8%
これには有意な差がっ!!
このように見ていくと
子どもが大学生になって
料理が好き、料理が得意
なようになるためには
小学校・中学校で「弁当の日」を経験するだけではダメで
各家庭で
料理のお手伝いをしているかが
決定的に重要だということ。
つづく。