「不登校なのにやりたいことがない」問題

この日、
「子どもが学校に行っていなくて…
 でも、他にやりたいことがあれば
 それでもいいのかな
 と思えるのですが
 やりたいこともないみたいで…」
という悩みを聞きました。

 

私からすれば
「子どもが宿題をせずに困っています」問題
より、根深いと思います。



というのは
その親が
「やりたいこと」がなければならない
という観念に囚われているから。

では、聞きますが
あなたは
今、やりたいことをやって生きていますか?

 

たぶん、できてない。

できているなら
子育てセミナーなんかに来て
こんな相談なんかしていない(笑)

 

親がやりたいことできてないのに
子どもにそれを求めるなんて
酷だと思います。

 

ゴーシ先生からすれば
やりたいことが
あればそれでいいし
なければそれでもいい。

 

逆に、やりたくないことも
やらなければならないこともあるし
やっていれば好きになることもあります。

 

問題が根深いのは
不登校を正当化する理由として
「やりたいことがある」
を探している感じがすることです。

根拠を求めようとしていることです。

 

そういう親に限って
子どもが
「僕はゲームが好き」
と言っても
「そんなんじゃなくて、他にないの?
 スポーツとか、音楽とか、
 将棋とか、アートとか?」
とか言うはず。

ね。そんな親、頭悪いでしょ?

ゲームでもいいじゃん。
今は、プロゲーマーもいるのですよ。

そして
そんな親は
子どもの好奇心を理解していないと思います。

子どもは
楽しそうなものは
興味を持ちます。
絶対にやりたくなります。

ヒトは大人だって
子どもなのです。
ネオテニーと言います。
ヒトはそうやって
進化してきました。

 

 子どもの期間が長く、子どもの特徴を残したままゆっくりと性成熟することを生物学用語で「ネオテニー」と呼ぶ。そして、ネオテニーには外見が子どもっぽいということ以上に、進化上、意外な有利さがあった。子どもの期間が延びるというのは、それだけ、恐れを知らず、警戒心を解き、柔軟性に富み、好奇心に満ち、探索行動が長続きするということである。また試行錯誤や手先の器用さ、運動や行動のスキルを向上させる期間が長くなるということでもある。つまり学びと習熟の時間がたっぷり得られることになる。一方で、性成熟が遅い、ということは縄張り争いや順位づけ、メスの取り合いやオス同士の闘争などが起こりにくい、つまり攻撃性が低いということでもある。このことこそが知性の発達に手を貸すことになった。つまりヒトはサルのネオテニーとして進化したというのだ。なかなか魅力的な仮説ではないだろうか。

www.sotokoto.net

 

つまり、子どもが
興味や楽しさを見つけられないのは
そういうものを見せていないからだと思います。

 

親が楽しそうに
生きてないからだと思います。
親が楽しそうに
いろんなことに挑戦していないからだと思います。

 

人生を幸せに生きるポイントは
「成長と自己実現」です。

 

成長とは
できなかったことができるようになること。
知らなかったことを知ること。

 

親がどんどん挑戦して
楽しみながら
できるようになる姿を見せればいい。

 

だから
ゴーシ先生は
アナゴをさばくし
巨大ハンバーグを作るし
鶏を育てます。
カタン」を買って遊ぶし
「スクラッチ」(プログラミング学習)もやってみるし
youtubeにも動画upするし
HP作りも学びます。
面白そうと思えば
『スピログラフ』も
『世界一美しい数学塗り絵』も
すぐ買います。

 

それを楽しそうにしていれば
子どもは、必ず近くにやってきて
「やらして~」
と言います。

 

子どもにやりたいこと、
やる気がないのは
親が楽しそうにしていないから。
親が、一所懸命
何かに打ち込んでいないから。

 

「子育てセミナー」に参加し
「子どもが学校に行っていなくて…
 でも、他にやりたいことがあれば
 それでもいいのかな
 と思えるのですが
 やりたいこともないみたいで…」

とか言っている親って
不安に囚われている人が多くて
自信がない人が多くて
誰かの「大丈夫よ」という
言葉、免罪符、根拠が
ほしいだけのような気がします。

 


「自分の力でいい子育てがしたい、できる」
と思い込んでいる(笑)

 


だから、できなくて
不安で、苦しくなる。

 

 

できるわけないじゃん(笑)

 

むしろ
「私だけの力で子育てなんか無理!」
って白旗上げて
思いっきり
人に頼ったり
人に甘え
人に任せ
みんなで子育てするほうが
よっぽど健全で
ヒトの進化の過程に沿ってると思うけどなぁ。

 

 

言い方を変えましょう。

 

ゴーシ先生はよく
子どもっぽいと言われますが
もう、それは100%受け入れます。

ゴーシ先生は子どもです。

 

だから
子どもであるゴーシ先生に
子育てできるはずがない。

 

できるのは
一緒に
楽しみながら育っていくことしかない。

子どもの成長の速度は
メチャクチャ早いので
それに負けないように
いっぱい挑戦して
いっぱい行動して
いっぱい失敗して
いっぱい成長するしかない。