食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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「会議をクリエイティブにする」ための会議

28(水)夜は北九州大人塾。

第2期最後。

テーマは「会議の力-ファシリテーション-」。

 

鉄板のプログラムがあるのだけれど
北九州はアドリブが盛り上がるので
実際に、模擬会議をやってみることにしました。

 

会議のテーマは
「会議をクリエイティブにする方法」。
まるでヘビが自分の尻尾を食べているような感じです。

 

 

まず、最初はアイスブレイク

簡単な自己紹介と
「どんな内容を、どんなことに気をつけて話し合えばよいか」
を発言してもらいました。

f:id:kab-log:20180328201154j:plain

その結果。

  • 「こんな会議はイヤだ」を共有する。
  • 食べ物を出す。
  • 必ず発言。
  • 発言をよく聞く。
  • 一人一回発言。
  • 小物を使う。
  • グループサイズを変える。
  • 見える化する。
  • 否定しない。
  • 発言者をよく見る。

ということで、まず、
「食べ物を出す」
という工夫を実現するために
アメを買って来てもらいました(笑)。

 

さらに、これら発言に基づいて
「会議の3つルール」
を設定しました。

  1. 積極的に。貢献する。
  2. よく聞く。よく見る。
  3. (頭から)否定しない。

そしてまず、
「こんな会議はイヤだ」
を隣の人と3分、意見交換してもらいました。

 

これは
いきなり全員の前では
発言しづらいので
まず、少人数で気楽に話してみる。

そして、その話したことであれば
考えがまとまっているので
みんなの前で発表できる。

という意味があります。
これが会議における
「グループサイズを変える」。

f:id:kab-log:20180330201450j:plain

 

それを
ホワイトボードに
ファシリテーショングラフィックしました。
見える化」です。

 

ファシリテーショングラフィックの意味は

  1.  話し合いの流れを分かりやすくする。
  2. 話し合いの成果について共有の記録がもてる。
  3. 自分の意見が全員に伝わったという確認ができる。
  4. 話し合いや発想を刺激し、活性化する。
  5. 感情的な論争を避けることができる。

 等々。

 

今回は、即興で

・参加者の問題
・主催者の問題
ファシリテーターの問題
・会議の設定の問題

にグルーピングしながら
書き出しました。

 

参加者の皆さんは
「なぜそんなまとめ方がアドリブでできるのだろう?」
と、相当に不思議がっていましたが
議論の内容をある程度予測すれば
フレームを考えておくことができます。

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次に、「それを解決するためのアイデア」を
ポストイットに書き出してもらいました。

それを分類。

 

本当はマトリックスを用いて
整理しようと思っていたのですが
一つ一つの意見が
的を射すぎていて
整理する必要はなく
模擬会議、終了。

 

その後、pptを用いて
ファシリテーションの極意を
紹介するとともに
先ほどの模擬会議の事例における
ファシリテーター
やったこと、意識していたことを
細かく解説していきました。

 

我ながら
非常に面白かったです。


大人塾の鉄板コンテンツにしていいレベルでした。