食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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やさしくて、残酷な時代

本当にここ数年の変化はめまぐるしい。

 

そして
誰にでも可能性が与えられる
やさしい社会になりました。

 

例えば、SNSの普及により
誰でも情報発信できるようになりました。

 

例えば

note.mu

によれば、
「100万人を超えるフォロワーを持っている子」
もいるらしい。。。

 

このスゴさについて
堀江貴文さんは
こういうことを言っています。

 

フォロワー100万人の人が
1億円かき集めるのは容易なことだろう。
しかし
1億円でフォロワー100万人は買えないだろう。 

 

つまり、(実際に1億円を調達できるかは別として)
高校生でもそれくらいの
人生の土台をつくれちゃう。

 

すごいことです。

 

イベントでもそう。

20年前は
イベントを企画し、集客するために
後援をとったり
チラシ、フライヤー作ったり
市政だよりに載せてもらったり
マスコミにプレスリリースかけたり
すっごく苦労していました。

今は、FBで
イベント立ち上げて
友達を招待するだけでOK。

 

誰でもイベントできる
すごく優しい時代です。

 

資金調達にしてもそう。
クラウドファンディングがあります。

昔は
お金にある程度余裕がある人しか
起業なんてできませんでしたが
今は、誰でもできる。

資金調達さえ民主化されたのです。

 

 

誰にでも
どんな可能性も与えられた
すごく優しい社会が形成されました。

 

だけど、
その様子をずっと見ていくと
すごく残酷な社会になったのだとも思えます。

 

どういうことか。

 

誰でも
情報発信できます。
イベント立ち上げれます。
クラファンできます。

 

だけど
イベントに集客できない
クラファンに失敗することも
多いです。

 

それはつまり
クレジット(信用)を稼げていないということです。

 

分かりやすく言えば
「そのイベントつまんない」
「そのアイデア、ダメ」
「お前のためなんか協力しない」
ということが
目に見える形で
現実として
突きつけられるということです。

 

昔は
「お金がないから…」
「情報発信力がないから…」
なんて言い訳できていたものが
もう、言い訳できない時代になったということです。

 

もし、AI、ロボット技術が進展し
人間の労働を奪うとします。

 

diamond.jp

 

それがすすみ
ベーシックインカムが導入されるとします。

 

その社会は、
「お前、働く価値ないよ」
と突きつけられる社会です。

すごく優しい、民主的な社会は
すごく厳しい社会なのかもしれません。

その社会を生き抜くには
どんな力が必要なのかが
改めて問われます。

 

私は
まず、クレジット(信用)を稼ぎます。

頼まれごとは
0.3秒で
「はい」か「yes」です。

 

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