食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


official web: http://goshisato1973.com/


佐藤剛史の著作一覧


佐藤剛史への講演依頼

講演依頼フォームはコチラ


佐藤剛史の講演のサンプル動画


佐藤剛史への連絡は→goshisato1973@gmail.com

友だち追加

感謝している人

今日(10/14)は北九州市
ある中学校で講演。

f:id:kab-log:20171014110622j:plain

 


60分の講演で
45分は命の話、
のこり15分は質疑応答にすることにしました。

 

質疑応答の時間。

 

ある男子生徒が
「感謝している人は誰ですか?」
と質問。

 

普通は
「両親です」とか
「家族です」とか
「支えてくれているみんなです」とか
答えればキレイなんだろうけど
と前置きしたうえで…

 

「自分です」
と答えました。

 

今の自分はすごくhappyで
でも、そんな自分がいるのは
過去の自分の行動や選択のおかげなんです。

 

多分、みなさんと同じ中学生の頃の自分は
すごく真面目で常識的な普通の人でした。
でも、本を読み人と出会い
いろんな挑戦をし
いろんな失敗をし
いろんな人から
いろんなことを言われ
それでもめげずに
挑戦し、行動し続けたからこそ
今の自分があります。

 

だから
過去の自分に感謝したいです。

 

同じように
未来の自分がそう思えるには
今の自分が
挑戦し、失敗し
いろんな人から
いろんなことを言われ
それでもめげずに
挑戦し、行動し続けること。

 

だから
挑戦すること
失敗することなんか
全然怖くない。
だって未来の自分から
感謝され
それは自分のことが大好きになるということだから。

 

過去の自分に感謝し
未来の自分を信じ
今の自分を最大限生きる。

 

そんな話をしました。

 

講演の冒頭
「自分に自信のある人?」
と挙手してもらったらゼロ。
講演終了間際
「自分に自信のある人?」
と挙手してもらったら
20%くらいは手が上がったかな。

 

こういう時間が超幸せ。

 

講演終了後
本を買ってくれた
ママたちにサインしていたら
男子中学生が集まってきて
「サインしてください」
「え、何に?」
「手」
ということで男子中学生4人の手に
「洗うなよ」
とサインしました。

-----

とFBに記事をupしたら
ある人がコメントを書き込んでくれました。

 

ここの中学の父兄でもなんでもないのだけれど
潜り込んで聞いて来ました。
ゴーシ先生すごい。

好きだから、尊敬してるから、
先生の話を聞きに来ている私のような聴衆の前で話すのと
友達や恋愛や中間考査の結果を気にしているような
中学生の前で話すのとは
何か違うだろうと思うのです。

 

でも全然違わない。

 

たった1時間で、
命の大切さも、
食の大切さも、
これからどう生きるべきかも、
伝えてしまう。

 

中学生たちは爆笑したり、
みずから質問したりしませんが、
誰一人としておしゃべりや居眠りなどしてませんでしたね。

あの子達はかみしめていましたね。

 

きっとこれから
分かりません、とか
別に、とか
どっちでも、とか
言いませんよね。

 

潜入して話を聞く。
オススメしてはいけないのでしょうが。
楽しかった。
ありがとうございました。

 こちらこそ、
ありがとうございました。