「子ども食育学会」設立総会、基調講演

今日は、日帰りで大阪。

 

「子ども食育学会」
が設立されるということで
その基調講演をさせていただきました。

 

13:00から設立総会が始まり
基調講演は
14:20から15:30までの70分間。

学会運営に慣れている私としては
「総会に1時間以上もかかるの?」
と不思議に思っていました。

ふたを開けてみると
案の定、
シャンシャンシャンと議事は進み
総会は30分で終了。

慌てたのは事務局。

ゴーシ先生の講演目当ての参加者は
14:20に来場するため
基調講演を前倒しして
スタートするわけにはいきません。
しかし、14:20まで50分もあります。

その時間
会場の参加者を待たせるわけにもいきません。

 

「どうしよう。どうしよう」

 

そこで、ゴーシ先生、
「14:20まで基調講演始めるわけにいかないんで
 基調講演で話さないネタを
 それまでお話し、繋ぎましょう」
神対応

 

んで、
「え~基調講演の佐藤剛史先生の
 前座を務めさせていただく
 佐藤剛史です」
から入り、会場を温めました。

 

結局、質疑応答まで含め
2.5時間、話していました(笑)

基調講演のパートの冒頭
こんな話をしました。

 

子ども食育学会、創立おめでとうございます。

ただ、学会の設立総会ですが
今日は学術的な話は一切しません。

私が、いわゆる「食育活動」を始めたのが2006年。
大学生の食生活の実態を知り
子どもが作る「弁当の日」を知り
このままではいけないと
「九大弁当の日」をはじめ
それ以来、食育に関する
執筆活動、講演活動を続けてきました。

その食育活動する際に
心がけているのが「行動が変わる」
行動変容です。

食育は
食行動、食生活、食習慣が変わらなければ
全く意味がありません。

情報、知識、理論だけを得て
行動が変わらないのであれば
むしろ最悪です。

では、行動を変えるにはどうしたらいいか。

人は、情報、知識、理論、正義では
行動は変わりません。

みんな、そんなことは
「もう十分に分かっている」
のです。

人の行動が変わるのは感動です。
笑って、泣いて、共感して、心揺さぶられて。
そして「よし!やろう!」を思えるのです。

ですから、私は
食育の執筆、講演をするときは
情報、知識、理論、正義を語らず
笑って、泣いて、共感して、心揺さぶられるような
感動を提供することを心がけてます。

今日もそんな話をします。

もしかしたら
「統計的に有意なんですか?」とか
「標本はどのように抽出したんですか?」とか
「定性的な話より定量的なデータを」とか
なんて思われるかもしれませんが
そんな質問、リクエストは一切受け付けません。

私は、たった一人の子どもが
「生まれてよかった」
「パパとママの子どもでよかった」
「自分は大切な存在なんだ」
と思えるような食卓を作るために
食育活動をやっています。

今日はそんな話をします。

 

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写真は、講演会場から
見下ろした箕面市