食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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廃品回収の意味を考える

6/11は、8:00から
子ども会の廃品回収の予定。

7:00過ぎまで雨が降っていたので
どうなることかと思っていたら決行。
結局、それ以降、天気は回復し
全然、問題ありませんでした。

 

唯一の問題は
ツナギの上に雨合羽を着て、
長靴をはいた完全武装の
ゴーシ先生の装い。

 

暑い。。。

 

1時間ちょっと廃品回収して
膨大な量の廃品が集まりました。

f:id:kab-log:20170611081344j:plain

これ、新聞紙のみ。

 

このほか、雑誌、段ボール
瓶、ペットボトル、古布、等々。

 

 

で、おそるおそる聞いてみました。

「これ、いくらくらいになるの?」

「昨年は、年2回やって
 3万円ちょっとでしたね」

ということは、
これくらいで
15000円ちょっとか。

とはいえ、
子ども会予算にとって
3万円はかなりの額とのこと。

まぁ、それはそうなのでしょう。

 

 

で、カウントしてみました。

子どもたち、30人程度。
保護者、20人程度。
保護者の有志の
軽トラ、トラック、自家用車、一輪車
をボランティア提供。
作業後、一人一本ジュース提供。

それらをすべて含め
大人の時給換算すると500円以下(涙)

 

 

子ども会の活動費を確保するなら
「子ども会費:1000円」
支払ったほうが、全然、合理的。

 

 

「子どもたちに
 労働の意味、協力の意味を教える」
という側面もあるかもしれませんが
それならば
親のボランティア提供がないと成立しない
廃品回収よりも他の何かのほうがいい。

 

 

「子どもたちに
 大人への感謝の気持ちを持たせる」
という側面もあるのかもしれませんが
それならば同じように
よりかっこいい大人の背中を見せれるものがあるはず。

 

 

「地域の独居老人の廃品の回収」
という意味については
まぁ、意味があるでしょう。
しかも、子供がやることには
大きな意味がある。

 

 

等々の、いろんな理由を
総合的に考えた結果として
「子ども会の廃品回収」
は続いてきているのでしょう。

 

しかし、
なんのための廃品回収なのかを
子ども、親含め
みんなで話し合って
目標を再設定する必要があるような気がしました。