私は塾を否定はしませんが、
のコメントを受けて。
私は塾を否定します(笑)
なぜなら「塾」は
教育に競争原理を持ち込んだ結果の象徴だからです。
学力世界一のフィンランドでは
塾は存在しませんし
宿題さえ存在しません。
まず、子どもの学力は
教師、学校、国が責任を負うべきものであり
教師はプロとして子どもに
基礎学力を身につけさせなければなりません。
学校で学力が身につかないから
成績が伸びないから
塾に行かせて、というのは
はっきり言って、教師、学校の怠慢です。
日本は教育に対して
親に家庭に責任を負わせすぎ。
家庭の役割
家庭で身につけさせる力は
塾に通わせることではありません。
とはいえ
「フィンランドがそんなに素晴らしいのですか?
ここは日本ですよ。現実もあるのですよ」
という声もあるでしょう。
それも分かりますが
日本の教育に問題がないかというと
そんなことはありません。
例えば。
これらの問題があるのであれば
教育先進国に学ぶ必要があります。
ちなみにフィンランドでは
学力格差もニートも奨学金地獄も存在しません。
先日のシンポジウムでも
子どもたちの学力
これからの社会を生き抜く力を養うのは
「遊び」
「不便さ」
「コミュニケーション」
「プロジェクト(問題発見・問題解決)」
との意見で一致。
藤原和博先生もこう言っています。
「情報処理力」から「情報編集力」へ――藤原和博G1サミットインタビュー
遊び、大事。
不便さ、大事。
そして、工夫すれば
遊びの中で学力を身につけさせることもできます。
下は、我が家の「塗り絵」の様子。
おとちゃんが塗っているのは
「数学塗り絵」です。
塗り絵しながら
数学的センスが身につくはず(笑)
親が勉強して
工夫して
子どもに
「学ぶ楽しさ」
「楽しく学ぶ方法」
を伝えればいいのです。
「やればできるようになること」
「できるようになれば楽しいこと」
を教えればいいのです。
ちなみにおとちゃん。
ブレイブボードも
乗れるようになりました。
先日のシンポジウムで
ある先生が言っていました。
「小さいころから塾に通わないと
成績が伸びないくらいなら
その先、通用しない」