食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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2016年度後期、「婚学」start!

10月5日、
2016年度後期、婚学がstartした。

婚学は少人数ゼミなので
定員は男子学生10名、女子学生10名の
計20名。

今期も授業開始前に
100名弱の学生さんが
受講を希望し、教室に来てくれた。

それだけじゃない。
「前期、じゃんけんで負けてしまって
 なんとか後期は受けれないだろうか?」
と直談判してきた女子学生もいた。

「一回目の授業を事情があって受講できないので
 じゃんけんの代理をたてていいか?」
とメールで問い合わせてきた学生もいた。

そっか。
婚学はじゃんけんで選抜をするって
学生の間で周知されているんだ。

例年は公平を期するために
10名、10名の定員は
じゃんけんで決定していたのだけれど
それだけ熱意とやる気がある学生を
じゃんけんで選抜してしまうのも
逆に公平なのだろうか
という気がしてきた。

それから
代理をたてるなんてことが
できない仕組みのほうがいい。

そこで、しばらく考え
今期はこんな方法で選抜することにした。

①1組4人以上のグループを作る。
②グループ毎に1人1分程度、婚学の受講動機を語る。
③グループ内で「自分以外」に投票する。
④グループから受講者1名を決定する。

これであれば
公平で
熱意ややる気も反映できる。

これが非常に面白かった。

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まず、「受講動機を語るのは恥ずかしいから」
と教室から出ていく学生も多数いた。

また、
友達同士で7人グループを作り
大騒ぎしている男子グループがいた。
友達と一緒に受講したいなら
同じグループにならないほうがいいし
自分の受講確率を高めたいなら
7人グループではなく
4人グループにすべきだ。

戦略性も合理性も足りない。

そして
その大騒ぎしている男子グループを
女子は冷めた目で見ていた。

つまり、自分が「どう見られているか」
という客観性が足りないのだ。

そんなことをリフレクトしながら
2016年後期、婚学受講生が決定した。