食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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やらないリスク

先日、中台さんとの熊本トークライブで
「やらないリスク」
という話になり
膝を叩きました。

 

起業家や
イノベーターは
「やらないリスク」を
重視します。

 

普通は
「やるリスク」を
重視しすぎます。
だからすぐに行動できません。

「失敗したらどうしよう」
「お金がもったいない」
です。

 

さて、先日、
食育体験」を行いました。
川でツガニを採り
磯で食材を採り
ニワトリを捌き
それらを食すという食育体験です。

 

私は主催者として
自分がいろいろ体験するよりも
参加者に体験してもらおう
そしてその記録をいい写真として残そう
と考えました。

 

その結果、川や磯に
一眼レフ、交換レンズを
もっていくことにしました。

 

水をかぶれば
12万円がパーです。
(以前、宗像のミアレ祭で
 塩水をかぶり、一眼レフをパーにしました)

 

正直、慣れてるし
こけんやろう、と思っていました。

 

開始、15分ですっころび
一眼レフ、交換レンズがパーになりました。

 

凹みました。

 

12万円のパーもあるけれど
その日の様子を
カメラに収めれないからです。

 

2日後
一眼レフを買いなおすか
今のスマホで代替するかを悩みました。

 

はっきり言って
今のスマホの写真機能は素晴らしいです。

 

でも
全く同じ
一眼レフ、交換レンズを買いなおしました。

 

だって、それじゃなきゃ
撮れない一瞬があるかもしれない。

 

今日、すえつぐ家が
我が家に遊びに来てくれました。
海鮮丼をふるまい
滝に遊びに行き
表浜でSUPをし
石窯ピザを焼き
浦浜に夕日を見に行き。

それで、この写真が撮れました。

f:id:kab-log:20170221113043j:plain

12万払って
一眼レフを買いなおして
良かったと思いました。

 

この写真はプライスレスです。
この写真は
二度と撮れません。

 

一般的に
やらないリスクって
「お金がもったいない」
なんです。

 

でも、お金より
時間、感動、経験、等々のほうが
絶対に大事。

 

いくらお金を払っても
この写真は
二度と撮れません。

 

と言うと
「お金に余裕があるから
 できるんでしょう?」
と思われると思います。

 

が。

 

起業家や
イノベーターは
借金してまでやります。

 

だって
「やらないリスク」の大きさを
知っているからです。

 

お金のリスクは
あまりたいしたことじゃない。

 

自分が「いい!」
と思っていることは
それだけの価値がある。

 

起業家、イノベーターになるカギは
そのリスクを背負うことかもしれません。