食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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こういうことはめったにやらないのだけどさすがにアホらしくなってきたのでやってみよう!

マイナンバー制度。

賛成?
反対?
と問われれば
「社会的費用対効果が高ければOK」
というスタンスでした。

制度実施に必要な社会的コストと
①行政手続きの効率化・合理化
②税金の公正な徴収
などの社会的効果のB/Cです。

ちなみに
現在、検討されている軽減税率は
社会的費用対効果が超低いはずなので
反対です。

マイナンバーの問題で言えば
住民基本台帳ネットワーク」
のほうが問題です。
約2000億円を投じた住基カードの普及率は
わずか5%。

税金の公正な徴収、
公平ではないです。

大切なのは
公正です。

例えば、
給料以外の所得がある大学教員は
たくさんいるでしょう。
給与以外の所得が20万円を超える場合
確定申告しなければなりませんが
してない人も相当いるはずです。

これは公正じゃない。

それが是正できるのだしたら
マイナンバー制度
超OK。

しかし、、
運用されてみると、、、

そもそも
マイナンバー制度とは
「行政事務の簡素化」
が目的であったはずです。

運用開始後。。。

講演するにも
いろんなところから
こんなメールが届き始めました。

 f:id:kab-log:20161223163841j:plain

・税務署への提出義務がある講師謝金の支払いに係る
源泉徴収票や支払調書に、

 

個人番号を記載する必要がありますので、
以下のとおりご提供をお願いいたします。

 ★発行している方…
  個人カードのコピーをご持参ください。

 ★発行していない方…
  個人番号の通知カード(用紙)コピーのご提供と
  公的機関が発行した運転免許証、住基カード
  写真付き書類をご持参ください。

 

 

いろんな大手企業、行政と
仕事をしていると
次は写真のような書簡が
山ほど届き始めます。

で、いくつかの企業の
マイナンバー管理を一手に引き受けている
******センター
から
「簡易書留で書類を送れ」
との書類が届き

××××業務委託先
担当者様

マイナンバー制度は
行政手続きを簡素化するために始めた制度です。
アナログでのやりとりは
一切いたしません。

と書き添え

通知カードをscanした
jpegデータを送ったところ
こんなメールが届きました。

お問い合わせの件、
誠に申し訳ありませんが、
当サポートセンターは
登録を受け付ける部門ではないため、
お受けできかねます。

ですので、
佐藤様の個人情報はセキュリティの観点から、
削除させていただきます。
何卒、ご了承ください。

可能であれば弊社の手続きで
ご対応いただきたいのですが、
ご無理なようでしたら、
督促はがきが到着しないように
提出書のれぞれ赤枠に「×」印を付け、
余白に「提出拒否」と記入し
ご返送いただけますでしょうか。

ご希望に添えず申し訳ありません。
何卒よろしくお願い致します。

 

ということで
これが現実だということが
よくわかりました。

これを書くと
拡散し炎上するんで
書いてみます。

 

何なんだよ日本。

プライマリーバランスのための
税収upじゃねーのかよ。

今日見事にマイナンバー提出、
拒否されたわ。

どうすんだよ俺、
納税出来ねーじゃねーか。

仕事して付加価値生んで効率化して
しかも起業してやるって言ってるのに
日本は何が不満なんだ?

何がイノベーションだよクソ。

マイナンバーで、
効率化しようとするのはいいけど
国の希望通りに
簡易書留のクソアナログで手続きしないと
マイナンバー制度、ほぼ無理だからw
って言ってて手続きする奴なんかなんかいねーよ。

この事業委託にどんだけ金使ってんだ。
この手続きを簡素化しろよ。

オリンピックで何百億円無駄に使ってんだよ。
エンブレムとかどうでもいいからシステム作れよ。
有名なデザイナーに払う金あるならシステム作れよ。

どうすんだよ時間、金
無駄に使ってんだろ。

ふざけんな日本。

マイナンバー効率化できないんなら
住民基本台帳ネットワーク」
まず、反省しろよ。
責任とれよ。
発案した、官僚、議員。

人口も増やせないし
不景気だけど
税収は増やしたいんだけどねーって
そんなムシのいい話あるかよボケ。

国が無駄を削減しないんでどうすんだよ。

金があれば受託します企業がゴマンといて
そこに金を回すからダメなんだよ。
無駄な社会的コストを削減しろ。
そういう既得権益
イノベーションを生まないんだよ。

その金を未来のために使え。

 

でもね~
議員定数が削減できないので
「不倫したり賄賂受け取ったり
 ウチワ作ってるやつ見繕って
 国会議員を半分位クビにすりゃ財源作れるだろ」
というわけにはいかないよね~

ということで
議員定数を削減する
覚悟を持った議員を
選挙で選びましょう。

こういう改善を
本気でできる議員を
選挙で選びましょう。

「まじいい加減にしろ日本」。

言うのは簡単。
その日本を作っているのは
有権者、私たち一人一人です。

私たちは国の中で生きてるんじゃない。
国を作りながら生きるのです。

問うべきは
「まじいい加減にしろ自分」

(明日、誰かに殺されそうな気がする)