食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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糸島ビアファーム2013、前日

明日(2013/9/28)は糸島ビアファーム。

 

今日夕方から
みんなで集まって会場設営。

糸島ビアファームは
今年で4年目になる。

糸島ビアファームの難しさは
枝豆の収穫適期と
イベント開催日を合致させることだ。

 

種まきの時期
天気

毎年条件が変わるので
本当に難しい。

 

1年目も
2年目も
十分には枝豆が育たなかった。

 

だけど、2年目の糸島ビアファームには
1000人を超えるお客さんに来ていただいた。

しかし、それだけ人が集まると
いろんな人がいる。

ビアファームの参加費は
大人500円
子ども無料だ。

 

一人でも多くの親子に
糸島の畑に来て欲しい
という願いをこめている。

 

 

2年目。

ある4人のお爺さまグループから
「こんな枝豆でお金をとるなんか信じられない!
 俺たちは経営者なんだ!
 ビジネスを舐めてる!!」
を散々怒られた。

最初は私も謝っていたけど
「農家を呼べ!」
とか言いだして
農家さんにも謝らせた。

私が尊敬する農家さんが
頭を下げて謝ってる。

もう限界。

「私たちはこういう農業の難しさも
 消費者の皆さんに理解してもらおうと思って
 こういうイベントをやっているんです。
 ご理解いただけませんか?」

「そんなのはいい訳だ!
 経営者なら…(云々)」

「では、お金を返せばよろしいんですか?」
と問うと、
「うん」と言って、
笑顔で帰ってくれた。

散々枝豆食べて(笑)。

 


このグループが帰った後、
まわりの参加者からねぎらいの言葉を頂いた。

「この体験、風景まで含めての500円でしょう!」
「あの人達は、経営者って言ってるけど、わかってないね!!」

本気で泣きそうになった。

 

 

私を含め、
働き盛りの男達が10名以上、
会場設営、準備、運営、片付けを行う。
学生ボランティアも協力してくれる。

そんな人件費をすべて組み込めば
たぶん参加費は3000円とかになる。

そうじゃない。

一人ので多くの人たちに
ビアファームに来て欲しいのだ。
最高の時間を一緒に作って
この風景を環境をみんなで守っていこうよって
そんな想いを関係を作り出したいのだ。

農家さんてすごい。

会場となる畑の枝豆を刈り取る。
そしてトラクターで整地して
さらにコンバインのキャタピラで踏み固め
その上に孟宗竹と寒冷紗で作ったテントを設営。

そんなことを数時間でやっちゃうんだから。

そのスゴサを知って欲しい。
そのための糸島ビアファームだ。

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