食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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ゆとり教育

4月4日(木)
RKB「今日感テレビ」への出演が決まりました。

テーマは「ゆとり教育」。

 

文部科学省が、
公立の小中高校で土曜授業を実施する
「学校週6日制」導入の検討を始めた。
ゆとり教育」を見直した新学習指導要領が
小中学校では既に実施されており、
高校も来年度から全面実施となる。
授業時間を確保し、
子どもの学力向上を目指す考えだ。

現行の週5日制が定着した現状を変えるには、
社会全体の理解が欠かせない。

学校5日制は、
1980~90年代に詰め込み型の教育に対する反省から、
子どもたちが「自ら学び考える力」
を育むために導入されたものである。
背景には週休2日という社会の流れがある。

しかし、その後の学力低下批判を受けた
学習指導要領の改定で授業時間が増えた。
学力批判の主たる根拠は
経済協力開発機構OECD)の
学習到達度調査(PISA)によるが、
調査は2000年に始まり、
他国との比較結果で
日本の前の世代と比べたわけではない。
「世界で見ても日本の子どもは高水準を維持している」
との専門家の指摘もある。

何より週休2日は生活に浸透している。
「子どもが普段多忙な親と触れ合える時間も
 減ってしまうのではないか」
と危惧する教育関係者もいる。
教育現場は多忙で、
教職員が病気など
心身に重い負担を強いられているケースもある。

教師の増員や少人数学級実現など、
課題は山積している。

 

ゆとりは大事だ。

 

私にしても
次にやる事業、
次の本の構想、
ゆとりがなければ描けない。

ぼんやり考える時間
妄想する時間
そんなゆとりって
とっても大事だ。

ただ、円周率3.14を
「3」でいいなんてのは
ゆとりでもなんでもない。

 

教育は国家100年の計であり
子ども達の学力は
未来の財産だ。

 

ゆとりをもちつつ
自ら学び考える力をはぐくむ。
自主性も、
積極性も、
挑戦する心も
学力も
総合人間力を高める。

 

そのために
大切なのは
ゆとりを持ちつつ
そのゆとりで
何をするかだ。

 

ゆとりがあっても
その間に
DSしてたり
テレビを見たり
するくらいだったら
ゆとりに意味はない。

さぁ、何を話しましょうかね。

 

※写真は、大学時代のゆとりで
 沖永良部島でサバイバル生活をしていた写真(笑)

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