食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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晩婚のリスク

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1980年、
今から30年前の
出生数は1,221,589人
うち、40歳以上の女性の出産が
7,169人。

割合になおすと0.7%。

2010年の
出生数は1,071,304人。
うち、40歳以上女性の出産が
35,401人。

割合になおすと3.3%。

5倍近く。
いわゆる
「高齢出産」の割合が
急速に増えています。

2012年6月に
厚生労働省が発表した人口動態系統によると、
日本人の第1子出産時の母親の平均年齢が
30.1歳と初めて30歳を超えました。

 

実はウチもそうですから
偉そうには言えないのですが、、、

 

高齢出産の何が悪い!
と言われると
何も言えません。


ちなみに
ダウン症児の出生率は以下の通り。

20歳:1667分の1
30歳:952分の1
35歳:378分の1
40歳:106分の1
45歳:30分の1

 

ダウン症の何が悪い!
と言われれば
まったくその通りで
ダウン症なんて誰にでも
起こり得ること。

 

ウチだって、
高齢出産だったし
もしそうだったら
個性として受け入れよう
と覚悟していました。


発達障害だってそうです。
全国の公立小中学校の通常学級に在籍する児童生徒のうち、
発達障害の可能性のある小中学生が
6.5%に上ることが5日、文部科学省の調査で分かりました。

www.nikkei.com

夫婦の年齢と
子どもの発達障害との
相関関係もあるというような話を聞きました。

 

先日こんなニュースが報道されました。
染色体異常の一つであるダウン症や、
胎児のおなかや胸に水がたまる胎児水腫などを理由に
中絶したと推定されるのは、
2000年~2009年は11706件。
1990年~1999年が5381件。

 

10年間で倍増しています。

 

さらに、現在は
妊婦の血液調べる出生前診断なんて
議論されています。

中国では
経済成長を続ける中国では、
1年間になんと10万人もの子どもたちが
親から捨てられている実態があります。
理由は障害です。

 

私たちには幸せに生きる権利があります。

 

でも、そこに宿った命にも
幸せに生きる権利があります。

 

晩婚化はリスクが大きすぎる。

 

結婚して
子ども産みたいなら
早いほうがいい。

だから
幸せな家庭を築ける
パートナーを見つける力を身に付けて。

だからこその婚学なのです。