人生の段取り力

時間と空間をいかに効率的に使えるか。
言い方を変えれば、
効率性を考えて、順番を組み立てれるか。

社会に出て
最も求められる力の一つはソレだろう。

だけど、段取り力は
学校の机の上で勉強だけしていても
絶対に身につかない。

料理、台所は、段取り力を身につけるための
格好の場だ。

料理は、段取りの固まりだ。
一品作るにしても、洗って、切って、炒めて、味付けして、盛りつけて。
それだけでもたいへんなプロセスだ。
しかも、ご飯を炊きあげながら、おかずを二品、三品と作る。
しかも、限られた蛇口、限られたガスコンロ、限られた調理道具である。
それで、すべての品について、熱い料理は熱いまま、冷たい料理は冷たくして食卓に並べる。
しかも、そのときに使った調理道具、キッチンがピカピカなら完璧だ。
さらに、その最短時間を目指す。
料理は、段取りの固まりだ。

台所に立てば
料理をすれば
そんな段取り力が身につく。

そんなことを
『弁当力』や『自炊男子』の中でも書いたし
講演でも語っている。

最近、人生の段取り力を考えるようになった。

人生の中で、早くやっていたほうがいいことが
たぶん、人生にはある。

子育てもそう。
38歳の体力の落ちた体には
とらじろう11kgをおんぶしたまま
おとねちゃん15kgを抱っこするのはキツイ(笑)。
特に女性の場合は
高齢出産になるといろんなリスクが高まるし
その後の授乳とかもタイヘンなはずだ。

本を書くのもそう。
本を書きたいと思うのであれば
それは人生の早い段階が言い。

(いやらしいけど)簡単な話が、
印税を受け取れる期間が違ってくる。

社会的評価が変わるから
例えば、講演する場合にでも
提示される謝金の額が変わってくる。

それが、10年、20年続くと
相当な差になるだろう。

そして一番大きいのは
「可能性」だと思う。

現在、鹿児島のテレビ局から
出演依頼が来ているのだが
プロデューサーが
『すごい弁当力』を読んで感動したのだという。

本はそんな可能性を切り開いてくれる力がある。

それが、10年、20年続くと
相当な差になるだろう。

本を書きたいと思うのであれば
それは早いほうがいい。

人生の段取りをちょっと考えてみる。
そうすれば人生は加速する。