九州、福岡に住む人にとっては
雪自体が珍しい。
まして、海岸に降り積もる雪なんて想像できないし
見ようと思っても、海岸近くに住む人でないと見れない。
そんなことを考えて
わざわざ車を止めてパシャリ。
しかし、このときは
この後に起きる悲劇を知るよしもなかった。
朝起きて、カーテンを開けると
ヨメさんが「うぁ~雪!」という。
見ると確かに雪。
しかし、たいしたことはない。
わが家は、小さな半島にあって
三方を海に囲まれているので
雪が降りにくいのだ。
いつもどおりに7:30に出発。
最初の目的地は那珂川町。
10:00から講演。
8:30前には到着し
1時間くらいファミレスで
原稿を書こうくらいの予定だった。
余裕のよっちゃん。
だから、車を止めて、写真を撮ったりしていた。
しかし、深江くらいから
尋常じゃない雪。
波呂北あたりだと一面真っ白、雪国状態。
当然、前原道路は通行止め。
先日の雪では
202を使ってしまったため
渋滞でまったく動けず
車を乗り捨てて、JRに乗り換え
ギリギリで大学に着いたという経験があった。
しかし今日は那珂川町。
公共交通機関は使えない。
そこで、ナビをフル活用し
住宅地の中をすり抜けていく戦法。
そうして、なんとか捨六町までたどりつくも
外環状道路が大渋滞。
全く動かない。
途中、住宅地の中を走ったりするも
そこがまた渋滞したりしていて
すべてダメ。
時間は刻一刻と過ぎ
10:00の講演開始時間が過ぎる。
のこり10kmがやたら遠い。
精神的にも
肉体的にも疲れる。
結局、会場に到着したのが10:30。
普通なら40分くらいでつくところが
3時間かかってしまった。
3時間あれば、東京まで行ける(笑)。
人生初の講演大遅刻。
雪のせいとはいえ大失態。
多くの人の貴重な30分を奪ってしまった。
それでも、会場には50名を超える人がいてくれた。
あたたかく迎えてくれた。
今日は、いつも以上に
感謝しながらお話しさせていただいた。