教育

大学教育はかなりヤバイ

8日(火)は大学でのゼミを終え糸島大人塾へ。ゼミは、ある論文を読んでその内容を教員・学生でディスカッションするというものなのですが今日の論文の内容はこういう感じ。「銀座にあるアンテナショップのユーザーの回遊性を アンケートから明らかにする」…

キャリア教育とはなんぞや?

www.goshisato1973.info のFBコメントで… 友道先生からご指摘があったのでキャリア教育について改めて学び直し。 文部科学省によると 「キャリア教育」とは、「一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリ…

「学校の先生がキャリア教育なんてできるの?」問題

17日、午前はある私立高校で講演。 この高校は校長先生の方針で「プロフェッショナルセミナー」を開講しています。 経営者や代議士、弁護士、研究者など、各業界で活躍するプロフェッショナルを招き、その方々の生き方等に触れる講義。実社会の第一線で活躍…

炎上覚悟の「給食指導のせいで不登校になりました」問題

前日は、ある市で学校給食指導者研修会での講演。 講演時間はわずか60分だったので十分に語る時間がありません。 また、普通の食育講演会ではなく学校給食の現場がある先生方なのでできるだけ先生方のリクエストに実践的に応えたいと思い冒頭の3分でグルー…

言葉が思考を作り、思考は実現する

すぐ「ムリっ」って言う人がいました。 場合によっては「ムリムリムリムリ」とか連呼する若者がいます。すぐ「メンドくさっ」っていう若者がいます。 若者だけではありません。いい大人でも、そんな人はいます。 子どもや若者なら言葉遣いを注意しますが大人…

これからのAI社会の生きるための力

沖縄での「学力・語彙力セミナー」、その往復で落合陽一さんの『日本再興戦略』を読みながら「これからのAI社会の生きるための力」について改めて考えました。 調べてみると例えば「確かな学力観」(文部科学省)。 「社会人基礎力」(経済産業省)。 「キー…

子どもの力を伸ばすのは「選択と時間配分」

よく「うちの子はほかの子に比べて○○なんですが ○○させたほうがいいですか?」という質問をいただきます。 具体的に言えば先日なら「小学校で英語が導入されますが 周りの子が英語教室に通い始めています。 うちの子も通わせたほうがいいでしょうか?」とい…

生活習慣と読書が子どもの学力を育む

今日はお膝元、糸島市での講演。 前半は、鉄板の食育のお話し。後半は、学力の基礎となる語彙力のお話し。 小学校入学時の子どもの語彙数は、普通の子どもで3000語、遅れている子どもで1500語、よくできる子どもで6000語程度と、成績と語彙数は、比例すると…

山極壽一先生特別講演レポート、その⑨

(ここから先、pptをmemoするのに必死) 今、大学では「グローバル人材の育成」が盛んに叫ばれていますが私が考えるグローバル人材とは。 グローバル人材とは? ①世界と時代の動きを見極められる視座②自己のアイデンティティ③自己の目標④他者の気持ちと考え…

山極壽一先生特別講演レポート、その⑧

この段階で90分の講演時間は75分を超え「あ、スマホ社会のこと全然話していない」とスライドを一気に飛ばしさらにスピードアップ。 社会は狩猟採集社会、農耕牧畜、工業化社会、情報社会、と進展してきた。 現在、地球上の人口は70億人を超える。 人口は増大…

山極壽一先生特別講演レポート、その⑦

音楽的コミュニケーションにより ・共同の歌(感情の表出と共有)・音声と動きの同期(踊り)・満足感と誘発と怒りの発散・高揚感、増大官、感情や信頼の共有・境界の喪失・社会の同一性 ができた。 ところで。 ゴリラの子どもはあこがれを持たない。 人間は…

山極壽一先生特別講演レポート、その⑥

人間の赤ちゃんは共同保育されるように生まれついている。 お母さんが、すぐ赤ちゃんを手から離してしまう(ベッドなどに置く)。 ゴリラは1年間はずっと赤ちゃんを抱っこしている。手放さない。 なぜ人間の母親が赤ちゃんを手から離してしまうかというと赤…

山極壽一先生特別講演レポート、その⑤

なぜ乳歯のうちに離乳してしまうのか? それは人間は熱帯雨林からサバンナに出たことに起因する。直立二足歩行は人類の最も初期の特徴であるがそれは、長距離、食物をもって歩くことを可能にした。 しかし、サバンナに出たことによって大型の肉食獣に襲われ…

山極壽一先生特別講演レポート、その④

「食における共同」「共食」は最も古い人間の特徴。 では、子育ての共同は? ゴリラの子育て 小さく生んで大きく育てる。ゴリラの赤ちゃんの体重は、1.6~1.8kg。人間の赤ちゃんが3kgを超えるのでかなり小さい。 そして、3年間、お乳をのむ。母親は、1年…

山極壽一先生特別講演レポート、その③

ニホンザルは食物を分配しない。食べるときは分散する。トラブルを防ごうという簡単なルール。誰が強いかをわきまえて行動している。 例えば一番弱い個体がエサを食べようとしていてそこに強い個体がいると食べることができない。そこにより強い個体がやって…

山極壽一先生特別講演レポート、その②

人間の特徴の一つは「言葉」だが「言葉」の発明と脳容量の増大とは関係がない。「言葉」は進化の中で極めて最近のこと。 700万年前 ・直立二足歩行 ・犬歯の縮小200万年前 ・石器の使用 ・脳容量の増大600cc(cf.ゴリラの脳:500cc) ・組織的狩猟60万年前 …

山極壽一先生特別講演レポート、その①

今日は「子どもとメディア全国フォーラム」。 ゴリラ研究の第一人者で京都大学総長の山極壽一先生の特別講演『ゴリラ研究者がみたスマホ社会』を拝聴しました。 話は面白いし知的だしかっこいいしダンディーだし「モテるだろうなぁ~」というのが第一印象。 …

大人論

先日の『ゴーシ先生の未来を創る教室』。 授業の最後に先生からの質問、宿題。「なにができるようになったら、大人ですか?」 ある参加者親子。 各々、考えてみました。 ◇長男…人に優しくできるようになったり、ちゃんとしたお金の使い方(使いすぎたりしな…

トーナメント型の日本社会

明日、明後日はセンター試験。 受験生にとってもタイヘンな一日ですが試験監督にとってもタイヘンな一日なのです。 www.goshisato1973.info まぁ、それはおいといて。 受験生にとってはある意味、人生を左右する1日となるでしょう。数か月後に笑顔で第一志…

伝記

ゴーシ先生の読書歴は小学校3年生の時にサンタさんよりいただいたポプラ社の『子どもの伝記全集』。 全46巻。 朝、起きたら頭の上に本や山積みされていました。 それから読書漬けの日々。 特に好きだったのがライト兄弟、エジソン、キュリー夫人、ノーベル…

ゴーシ先生に聞く 学力を高めるための言語能力・読書習慣のつけ方セミナー

前回大好評だった当セミナー!!「次回はいつですか?」「また開催されますか?」とのお声を多く頂いていました。 お待たせ致しました!2月19日(月)に開催することが決定しました!!! ヒトだけが使える言語。言語を使えるからこそ、ヒトは発展してきまし…

第2回 教えて!ゴーシ先生「こどもの未来を創る授業」

8/21に開催し、大好評だったこちらの授業 シリーズ化、再開催のご要望も多くいただき、冬休みに再登場! AIの発達、少子化、高齢化… 成熟社会に入った日本では今までの勉強のやり方や考え方だけでは通用しない時代を迎えています。 今の中学生からは、センタ…

受験が変わる、読解力の重要度が高まる

国語や数学で新たに記述式問題が加わる「大学入学共通テスト」。現行のセンター試験に代わる新テストの試行調査に参加した高校の教諭らは「情報量がかなり増えた」と戸惑いを見せた。具体像が初めて示され、進学塾関係者は「劇的な変化。対策の有無でかなり…

学校に行かないという選択

RKBさんに怒られたらすぐに消します。 でも、本人出てるしなにより見れなかった人のために不登校の子どもたちのためにこれをyoutubeでいつでも見れるようにするというのはすごく社会的意義があると思うのでupしました。 学校に行かないという選択

大学進学のデメリットとメリット

これからの時代、これからの社会においてあらためて大学に進学する意味、意義を考えてみます。 まず、大学に進学することのデメリットから考えてみましょう。 【デメリット①:お金がすごくかかる】国立大学の学費が年間60万円。私立大学の学費が年間100万円…

本当に大学に行かせたほうがいいと思いますか?

今日は、大阪のある中学校で講演。 そうしたらPTA会長がある私立大学の大学教員で控室で、大学の現状について語りいろんなことを考えさせられた。 以下は、その先生とのお話とは無関係です。 ----------- AIが人間の頭脳を超えるシンギュラリティがいつ来る…

くどいようだけれど「自信」論

今日は熊本市のある学校で講演。 中学生から高校3年生まで、総勢1600人! スーパーサイヤ人3くらいになって全力でお話しさせていただきました。 最初に①「自分のことが好きな人、自分に自信のある人」②「自分のことがあまり好きではない人、自分に自信がな…

子どもは未来からの留学生

九州大学にはたくさんの留学生がやってきます。特に、中国、韓国、ベトナム、ミャンマー、カンボジア…。アジアからの留学生が多く私が所属する研究室なんか大学院生の大半が留学生でどこの国の大学かわからないほど。 では、なぜその学生は留学してくるかと…

子ども論、大人論

子どもと大人の能力を比較した場合大人が明らかに勝っているものの一つが「経験」だろう。 やっぱり経験があるかないかそれを経験したことがあるかどうかは決定的に強い。 だけど、いろいろな経験を重ねることで現実的になり新規性がなくなり柔軟性がなくな…

シャーデン・フロイデ

バオ君が1/20のイベント欄にこんな投稿をしてくれました。 おはようございます中島芭旺です剛史先生宜しくお願いします!僕の本が日本で発売されて、韓国、台湾、ノルウェーで発売されました。日本と台湾ではベストセラーになりました。そして僕は僕の本を世…