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つづきです。
Q4.「葉酸」もしくは「二分脊椎症」という言葉を知っていますか?
①はい:15.4%
②いいえ:84.6%
ちなみに、「葉酸」は
ほうれん草の抽出物から見つけられた水溶性のビタミンB群の一種。
2000年からは母子健康手帳にも
胎児奇形の発生予防のための葉酸の必要性、
1日に400μg(マイクログラム)が記載されています。
受胎してから2~4週間ぐらいまでが
細胞分裂の非常に活発な胎児期で、
この細胞分裂が活発な胎児期に葉酸が不足すると、
二分脊椎症がおこるリスクが高くなるといわれています。
受胎してから2~4週間で
妊娠に気づく女性はほぼいないので
「妊娠したから野菜食べよう、葉酸摂取しよう」
では遅く、
妊娠する可能性のある女性は
常に、葉酸の摂取を意識する必要があります。
そんな葉酸。
知っている学生は15.4%しかいません。
女子学生限定で見てみると
13.1%とさらにその割合は低下します。
Q5.今の食生活についてどう思いますか?
①満足している:21.5%
②まぁ、満足している:40.7%
③やや問題がある:31.3%
④非常に問題がある:6.5%
これを、居住形態とクロス集計すると
満足 まぁ満足 やや問題 問題
一人暮らし 16.0% 42.3% 34.3% 7.4%
自宅(親と) 48.6% 34.3% 14.3% 2.9%
となります。
自宅生のほうが満足度が高いのは当たり前だと言えますが
自宅生でも「満足」は48.6%止まり。
大学生になると
高校までのように、
毎日6:00に起きて、
親と一緒に朝食を食べ
昼食は親が作ってくれた手作り弁当
夕食は家族で…
ということはなくなります。
1限がなければ朝は、遅く起きてきて
朝食は食べず
昼食は学食で
夕食は友達と外食、バイトのまかない
みたいな生活が
自宅生でも起こりえます。
一人暮らしなら、なおさらでしょう。
Q6.小中学校の時、子どもが作る「弁当の日」がありましたか?
①あった:24.3%
②ない:75.7%
九大生(農学部)の1/4が「弁当の日」経験者!
ちなみに、「弁当の日」の経験と
現在の食生活の満足度をクロス集計すると
満足 まぁ満足 やや問題 問題
「弁当の日」あった 25.0% 42.3% 26.9% 5.8%
「弁当の日」ない 20.4% 40.1% 32.7% 6.8%
小中学生の頃に
弁当の日を経験していたほうが
現在の食生活の満足度に
プラスの影響を与えていることがわかります。
(つづく)
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