赤ちゃんへのプレゼントの一つは菌

高原農場実習2日目。

夕食準備の前、子牛が生まれました。

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さて、高原農場実習で
学生と一緒にセミナーを受け
「おおっ!」
と思ったことを(補足し)memo。

 

(以下、牛ではなく、ヒトの話です)

 


腸には100種類以上、100兆個にも及ぶ腸内細菌が生息。
腸内細菌は、善玉菌、悪玉菌、中間の菌の3グループで構成。

 

善玉菌は、悪玉菌の増殖を抑えて腸の運動を活発にし、
食中毒菌や病原菌による感染の予防
発癌性をもつ腐敗産物を抑制する腸内環境をつくる。
また、善玉菌は腸内でビタミンを生み出し、
消化管の粘膜免疫を高める。

 

一方、悪玉菌が増えると、
肌が荒れ、免疫力が低下し、感染症、大腸がんを発症しやすくなり
生活習慣病を引き起こし
ウツな気分になり、
便秘が治りにくくなる、等々。

 

この菌のバランスを決定する重要な要因が「食」。 

 

さて、
赤ちゃんがいる胎内は無菌状態。
膣内は、強力な酸性で、
雑菌が膣内で繁殖できなくなっている。
当然、赤ちゃんも無菌状態。

 

出産時、赤ちゃんは母親の産道を通る際に、
赤ちゃんは口や鼻をぴったりと押しつけることになり、
そこに生息する菌を吸い込む。

 

膣内の菌は肛門に近いこともあり、
大腸に生息する菌とよく似ている。

 

赤ちゃんの体は
無菌状態だったので
その菌が
赤ちゃんの体内で
爆発的に増えることになる。

とすれば
ママの腸内に善玉菌が多いと
赤ちゃんは善玉菌まみれになり
ママの腸内に悪玉菌が多いと
赤ちゃんはいきなり悪玉菌まみれになる。

 

当然、そのあとの生活によって
赤ちゃんの菌のバランスは変わるが
悪玉菌が増えるような食生活を送っている家庭で育てば
やっぱり、さらに悪玉菌が増えるはず。

 

赤ちゃんへのプレゼントの一つは菌。
それを生み出すのは食。

高原農場実習、2日目

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実習中の食事は
学生による手作り。

 

買い出しに行って、
ローテーションで
当番グループが準備します。

 

ただ、30名分の食事を準備するというのは
料理し慣れた人にとってもタイヘンで
普段、料理していない学生にとっては
相当な試練。

 

まず、買い出しの量が分かりません。

 

まぁ、それを含めて
勉強と言えばそのとおりなのですが。

 

 

1日目の夕食のメニューは
ごはん
コンソメスープ
煮込みハンバーグ。

 

すっげー手間のかかるメニューのチョイス。

 

時間がかかりながらも
何とか完成。

味は良かったです。

 

でも、量が少なかった。
小さなハンバーグが一つだけ。
しかも、副菜もない。

 

これ4日間は
かなりキツイ。

 

2日目、朝。

 

メニューは
ご飯、味噌汁、卵焼き
だと言います。

 

6:00におきて
厨房に行くと
学生は誰もいません。

 

獣医さんからの差し入れ
というキュウリがあったので
「キュウリの塩昆布和え」を
作りました。

 

そうしたら
学生さんがやってきて
調理開始。

 

でも、卵焼きが焼けず
ボロボロに。

 

見るに見かねて
ゴーシ先生が
卵焼きを焼くことに。

 

結局、全部焼きました。

 

 

昼食は
(学生さんは午前、作業があるので)
学生さんが下ごしらえをし
現地の事務スタッフが調理を担当します。

 

今日のメニューは
親子丼らしい。

 

汁物はなし。
副菜もなし。

 

しかも、鶏肉も玉ねぎも
全然、足りそうにありません。

 

学生さんだけが食べるのであれば
「いい勉強」として、
具の少ない親子丼だけを
むしろ卵丼だけを食べさせればいいのですが
現地の先生方、スタッフさんも食べます。


しかも、その食材費をいただいています。

これは申し訳ないと思い
許可を得て
学生の作業監督から離れて
厨房班に入ることにしました。

 

 

まず、全然足りない食材の追加買い出し。

 

 

汁物として
キノコの味噌汁を作り
副菜に
キュウリのおかか・ゴマ和え
そして親子丼。

 

ほぼ1人で作りました。

現地事務スタッフさんが
「ここまでやる先生は初めて」
驚いていたほどです。

 

残りの人生の
食の機会は限られています。
いくら
学生さんの教育の場とはいえ
その一回、一回は
自分の中で納得がいく食にしたいのです。

 

残り、2日。

 


完全に飯炊き係に徹するつもりです。

 

九州大学農学部 高原農業実験実習場へ

学生の牧場実習の引率のため
3泊4日で
大分県の久住にある
高原農業実験実習場へ。

 

大分県で生まれ育って18年
九大に在籍して19年、
初めて来ました(笑)

 

ただ、
小さな子どもがいる身で
3泊4日は
はっきり言ってツライ。

 

それでも
来た以上、楽しもうと思っていたら
この天気。

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雨はひどく
風も強く
霧がかかって
何も見えない。


午後からは、施設案内と
牛への給餌。

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引率なので
見ているだけ。


めちゃくちゃ寒い。

 

 

実習後、夕食までの自由時間に
近くの立ち寄り湯で
冷え切った体を温めようと思ったら
すべて立ち寄り湯の
時間は終了。

 

大学の施設なので
部屋は研究室のよう。
「少年自然の家」のように
自分でベッドメイクしなければならず。

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ここでの
4日間の生活(笑)。

命に対する優しさと暴力性に関する一考察

今日は、『ももち浜S特報ライブ』
生放送、生出演。

 

ニュースの一つは
最近、福岡市でおきている
ネコ虐待事件。

 

www.nishinippon.co.jp

 

 

コメント受けはなかったものの
すごくいろいろと
考えさせられてしまいました。

 

というのは
昨日の「事件」があったからです。

 

 

昨日、
「くりのきcafe」openのための
マルキョウを訪れていると
ヨメから電話。


「○○を追加で買ってきて」
という内容かと思ったら


「カラスがピヨを連れ去った!」

 

聞けば
台所仕事をしていたら
コッコ母さんが騒ぐので
慌てて庭に出てみたら
黒いカラスが
白い何かを持ち去るのが見えたと言います。


パパ、動揺。

子どもたちにも、
一瞬で不安が広がります。

 

慌てて会計を済ませ
急いで帰宅。

 

やっぱり
チキントラクターの中には
ヒヨコは4羽しかいません。

 

いなくなったのは
「ピヨ」。
唯一の白い子で
とらじろうの一番のお気に入り。

 

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とらじろうは号泣。

 

チキントラクターを
調べたところ
破られた痕はないので
おそらく
地面との隙間から
勇敢なピヨが逃げ出し
(臆病なシマは絶対に
 そんなことはしない)
そこを、カラスに一気に狙われたのでしょう。

 

とらじろうと
話しながら
自分の中に沸き立ってくる
カラスに対する思い。
憎しみ。

 

でも、
「隙間を埋めていなかった」
という自分自身の負い目があったり
「でも、いつか自分が捌いたり、食べることになるんだし」
なんて
思いもあって
このときはまだ
根源の感情に向き合えていませんでした。

 

 

日が明けて今朝。
朝一で、
鶏をチキントラクターに入れ
庭を掃除していたら…


コッコ母さんが騒ぐので
見ると
カラスがまた、
チキントラクターの近くにやってきて
狙っています。

 

手に持っていた
ホウキで追い払い
次に来るといけないので
部屋に
強力パチンコをとりにいき。
(登校中、サルが出没するので、
 威嚇のため購入)

 

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そのときの
感情は
脅しのためなのか
万一、当たって
カラスがケガをして
でも
「あの家はマズイ」
と恐怖心を覚えてくれるのか
もしかしたら
カラスが死んでもいい
と覚悟していたのか
よく分かりません。

 

…。

 

 

そして
ももち浜S報道ライブ』。

 

ネコ虐待のニュースを聞きながら
「ひどいことする人間がいるな」
なんて単純に思っていました。

 

でも
「この野良ネコが、うちのピヨを食べたらどうだろう?」
と思い直すと
犯人のように
ナイフは持ち出さないにしても
パチンコくらいは
持ち出していたはず。

 

 

 

こういうことを
よく考えていくと
人間には共感能力や
思いやる力が備わっていて
だからこそ
その反作用で
その大切にしていたものが奪われると
憎しみや憎悪が生まれます。


そして
子どもたちのほうが
その感情は
シンプルです。

 


例えば
小1のとらじろうが
大切にしていたピヨを
カラスに持っていかれて
動揺もせず
「自然界ってそういうもんだよね」
なんて言っていたら
かなりコワイです。

 

としたときに
「犯人を見つけ出して殺そう」
と言っている
子どもに対して
大人である私たちは
どんな理論と言葉を持っていますか?


その理論と言葉には
説得力がありますか?
説得力の裏付けとなる
経験がありますか?

 

共感力を身につける。
思いやる力を身につける。

命を慈しむ体験をする。

 

でも、そうすると
反作用として
怒りや憎しみも生まれてくる。

 

それをコントロールするのが
理性であり
その理性を作るのが経験。 

 

 

その経験が
現代の大人にも決定的に足りないのかも。

糸島くりのきcafe、仮open。

広い庭があって
そこに鶏、放し飼いしていて
ガーデンパラソル設置して
その下で
昼間から
ビールなんて飲んだら
THE・糸島ライフでしょう!


とばかりに
準備しました。

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じゃ、BBQでもしますか
ということになり
声を掛けたら
2家族集まって、
大きな栗の木の下で
BBQ。

 

糸島くりのきcafe(笑)

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子どもたちは
竹まきパン作り。

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鶏を見ながら
ズリを焼いて
その部位の箇所、役割、等々を聞きながら
食します。

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糸島くりのきcafeのコンセプトは
リアル食育。

 

「え、ゴーシ先生、鶏捌けるんですか?」
という話になり
「捌けますよ」
と答えたら
「今度、教えてください!」
「え、コッコ母さんを??」
「いや、別の鶏でいいです」
みたいな展開になり
WSやることになりました。

 

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いろんな意味で、
THE・糸島ライフです。

実は、この日の午前
衝撃的なことが起きたのですが
その話はまた今度。

チキン・トラクター

鶏さんたちを
ストレスなく育てたいので
庭に放し飼いにしたいけど
そうすると
ピヨたちが
ネコやカラスに狙われます。

 

パパや子どもたちがいる間は
がっちりガードして
守っているのだけれど
いない昼間に
ずっと小屋に入れておくのは
可哀そう。

 

ということで
チキン・トラクターを作ることにしました。

 

頭の中で
設計図を書いて
ナフコに買い出し。

作業開始。

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鶏小屋作りで
相当経験値が増していて
簡単にここまで作ることができました。

 

網を縫い合わせ…

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完成!

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これで
ストレスなく
自由に地面の上で遊べる
と思ったら…

 

おとちゃんが
「私も入りたい」
と言い出し…

 

ルミ子先生家族もやってきて
子どもたちにとって
恰好のふれあい空間になって
逆にストレスになるという(笑)

 

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