食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


official web: http://goshisato1973.com/


佐藤剛史の著作一覧


佐藤剛史への講演依頼

講演依頼フォームはコチラ


佐藤剛史の講演のサンプル動画


佐藤剛史への連絡は→goshisato1973@gmail.com

友だち追加

リーダー論②

厳密に言えば
リーダーとリーダーシップは異なります。

簡単に言えば
リーダーは立場や役職。
リーダーシップは周囲への影響力。

f:id:kab-log:20171104173224j:plain

(写真は、slide shareより)

 

実際には
リーダーだけれどリーダーシップがない人もいます。
リーダーシップはあるけれどリーダーとしての
立場を与えられていない人もいます。
(ただ、その人には人が自然と頼ってきます)

 

でもまぁ、
ここでは、あえて同義として扱います。

 

では、リーダーとは何か?

 

 

リーダーが存立しうるのは
①2人以上の組織であること
②目標があること
です。

目標に向かって組織を導く人がリーダーです。

 

では、リーダーの条件とは何でしょう。

 


【条件1:人を巻き込めるほどのビジョンを示せるか?】

 

バオ君との対談イベント。
本の販売係をかって出たケンは
・出版社から取り寄せた本は返品できないという事実を知り
・予約をとり
・誰にも経済的に頼らないように
60冊という販売目標、注文数を設定しました。

 

そのリアリティは
現実感覚はすばらしいです。

 

でも、私から言わせれば、普通。

 

リスクテイクしなければ、
工夫も行動も発信も生まれません。
工夫、行動、発信がなければ
人の心は動きません。
人を巻き込むことはできません。

 

私は、150冊という目標を提示しました。
170人の参加者に
150冊売れたら「すごい!」と思ったからです。

 

既に持っている人もいるし
家族なら一冊でいいでしょう。
だからこそ150冊。
そうしたら売るための工夫が生まれます。
エスキモーに氷を売るようなものです。

 

そんな経験をしてほしくて
150冊の提案をしましたが
ケンは
「自分の力でできること」
「お母さんやゴーシ先生に経済的に頼らずにできること」
を考え、60冊という線を譲りませんでした。

 

そのときにバオ君の一言。

 

「何の制限もなければ、どうしたい?」

 

ケンは素直に「150冊売りたい!」
と答えました。

 

patakokun.hatenablog.com

 

ここからすべてが始まりました。

 

バオ君のコーチとしての
質問力はスゴイです。

 

そして
ケンは150冊という目標を掲げ
いろんな大人、子どもを巻き込みながら
イベントの2か月前に
150冊完売(予約含む)
という目標を達成しました。

 

人がワクワクし
協力したいと思えるほどの
目標、ビジョンを示せるか。

 

リーダーの第一条件だと思います。

 

ちなみに
今回のイベントで
「ゴーシ先生はリーダーとして何をやってるんですか?」
と問われれば
「当日の企画運営は全部子どもたちに任せてしまおう!」
と提案した時点で
80%、リーダーとしての役割を発揮し終えました。

 

 

つづきは↓

www.goshisato1973.info

リーダー論①

2018/1/20(土)に行われる
中島バオ君との対談イベントの
企画運営は、すべて子どもたちが中心となって
進めています。

 

ある時に思いました。

 

子どもが中心になって
当日の運営したら面白い。

受付も
席案内も
音響・マイク回し係も
カメラ記録係も
全部、子どもがやる。

コンセプトは
「大人が子どもから学ぶ場を
 子どもが創る」。

 

で、本当に、
いろいろと学ばされ
考えさせられています。

 

まずはイニシアチブについて。

 

www.goshisato1973.info

 

また、迷惑とは何か。

 

www.goshisato1973.info

 

何より考えさせられたのは
リーダー(リーダーシップ)とは?

 

リーダー論、考えます↓

www.goshisato1973.info

 

 

Eco & Beauty & シンボルツリー

さる、10月14日(土)、
Eco & Beautyの一環として
「大濠パーク・ヨガ」が開催されたそうです。

大濠公園」の外周路をほぼ一周囲んで、
1000人弱の参加者がヨガを行ったそうです。

 

まったく、関心なし!

 

しかし、
仲間のマテリアル・マーケットさんが
 Eco&Beautyのために
シンボル・ツリーを制作したそうです。

f:id:kab-log:20171104161610j:plain

 

七夕みたいに願いや想いを書いて
吊り下げたのかな?

f:id:kab-log:20171104161743j:plain

(写真はマテリアル・マーケットさんより)

 

この廃材で作成された
シンボルツリー。

欲しいという方を募集していたので
早速もらってきました。

 

おとちゃん、とらちゃんと組み立て。

f:id:kab-log:20171103163039j:plain

 

完成して
何をしだすかと思いきや
庭のお花を摘んできて
飾り付け。

f:id:kab-log:20171103163446j:plain

f:id:kab-log:20171103163746j:plain

f:id:kab-log:20171103164205j:plain

 

佐藤家のシンボルツリーとして
庭の中央に鎮座し
四季の花々が
飾りつけされるようですよ。

 

「人様に迷惑をかけないように」論

「人様に迷惑をかけないように」
これは、日本人の美徳であり
いわゆる
罰の文化、価値観ではなく
恥の文化、価値観である。

 

どんな震災が起きようが
暴動も起きず
食料の配給にはちゃんと列を作る。
サッカーの国際試合の試合後は
みんなでゴミ拾いをする。

 

日本という国は
こうした文化、価値観によって
成立している。

 

 

当然、その文化、価値観は
私たち大人の中にも浸透しているし、
それをそのまま子どもたちに
無意識の価値観教育してしまう。

 

つまり、意思決定の前提として
「人様に迷惑かけないように」
がある。

 

でも、子どもが
「やってみたい」
と言っているのに
親が
「迷惑がかかるかも」
と心配しすぎて
それをやらせないのは
子どもの可能性を潰すことになる。
子どもの意欲を潰すことになる。

 

冷静に考えると
私たち大人は
「迷惑」ということを
よく考えていないのかもしれない。
よく分かっていないのかもしれない。

 

 

【迷惑論①】
まず、この世の中には
人に迷惑をかけずに生きている人間なんかいない。
みんな足りない部分があって
自分にはできないことがあって
それを誰かが補ってくれて
助け合いながら生きている。

 

「いーや、そんなことない
 私は、迷惑をかけていない」
というのであれば
この一年間でも
自分が食べるものを
自分で作ってみればいい。

 

「いーや、ちゃんと
 お金を出して買っている」
というのであれば
それが本質。
食べ物さえ作ることのできない自分が
自分の得意なことでお金を稼ぎ
そうしてお互い助け合っているのが
社会である。

 

長所は人を助けるためにある。
短所は人に助けてもらうためにある。

 

できるだけ人に迷惑をかけないように
ってみんなが思いながら
誰にも頼らない社会を作るより
思いっきり人を頼って
思いっきり人を助け
お互いに
「おさがいさま~」
って笑っているほうが
happyだと思う。

 

 

【迷惑論②】
なんてことを語っていくと
勘違いが起こるかもしれない。
例えば、あるセミナーに行き
子どもがグズるとする。
「他人に迷惑かけていいんだ」
なんて思って、その場にいちゃいけない。

 

実際にある。

www.goshisato1973.info

 

それは他人に迷惑をかけているのではなく
他人の権利を侵害している。

 

ここは重要で
他人に迷惑はかけていいけど
他人の権利は侵害しちゃいけない。

難しいんだけど
この差は大きい。

 

そもそも
私たち大人が
「迷惑」と「権利の侵害」を
真剣に考えることもなく
念仏のように
「迷惑をかけないように」
「迷惑をかけないように」
と唱え続け、
その観念にとらわれているから
子どもの無限の可能性が
何も考えずに奪われる。

 

 

迷惑はかけていい。
甘えてもいい。
でも他人の権利は侵害しない。

じゃなきゃ、社会なんかいらない。

佐賀インターナショナル・バルーン・フェスタ2017

今日(11/3)は
急きょ、佐賀バルーンフェスタへ。
FBで美しい写真が
どんどんと流れてきて
なにより
ダース・ヴェイダー様のバルーンと
ヨーダ先生のバルーンが
あるという。


これは、
フォースの習得を目指す
パダワンとして
馳せ参じなければならない。

 

7:40に自宅を出て…

高速道路から
すでに飛んでいるバルーンが見え
近づくにつれ興奮!

f:id:kab-log:20171103094714j:plain

 

しかし、会場近くは大渋滞。
駐車場はどこも満車。


それでも裏道、裏道をとおり
偶然空いた駐車場をゲットし
9:00からのバルーン・ファンタジア
に間に合う。

f:id:kab-log:20171103101004j:plain

f:id:kab-log:20171103101225j:plain

f:id:kab-log:20171103101326j:plain

 

ローンチゾーンにも入れる!

 

f:id:kab-log:20171103101559j:plain

f:id:kab-log:20171103101711j:plain

 

さらに歩みを進めると
特殊バルーン。

f:id:kab-log:20171103102049j:plain

f:id:kab-log:20171103102304j:plain

 

そして、いよいよ…

f:id:kab-log:20171103102534j:plain

 

うぉ~
ヨーダ先生!!!


f:id:kab-log:20171103102628j:plain

 

うぉ~
ヴェイダー様!!!

 

f:id:kab-log:20171103102505j:plain

夢の競演!!!!!


なんて感激していたら
和風ヴェイダーと
ストーム・トルーパー君と
ストーム・トルーパーちゃんが出てきて…

f:id:kab-log:20171103102759j:plain


歓声と写真撮影の嵐。
そ、そういうことだったのか。
なぜ、この展開が読めなかったのか。
フォースの声が聞こえなかった。。。
フォースに耳を傾けていたら
完璧に準備していったのに。。。


なんて
悔やんでいると
外国人観光客に
スマホを手渡され
和風ヴェイダーとの撮影をお願いされ…

 

アナキン並みに
ミディ・クロリアン値が高い
ゴーシ先生に対して…
なんという屈辱。。。

 


来年こそは!(笑)

親孝行論

f:id:kab-log:20171101195057j:plain

宮崎で親との関係とか、
親孝行について考えさせられた。

 

私自身は
親孝行してるかと言えば
全くしていないと思う。

 

親から、ずっと
「たまには電話くらいしなさい」
と言われてたくらいだから。
(最近は諦めたらしく、
 それも言わなくなった)

 

ただ、私自身
定期的に電話をしたり
なんか贈り物を贈ったり
旅行に連れていくことが
親孝行なのかっていうと
全くそうは思わない。

 

そもそも
「たまには電話する」
なんていうのは
わずか数十年の幻想だと思う。

 

昭和の初期は
各家庭に電話なんてなく
つまり子どもの近況なんて
すぐに分からなかった。

そして現在では
電話なんかしなくても
SNSで電話よりも
子どもの近況を確認できる。

 

ということで
うちの母には
ノートPCの使い方も
facebookの使い方も教えた。

 

つまり、
定期的に電話することが親孝行なんて
所詮、ウチの母の観念でしかないと
思ってる。

 

 

まぁ、そんな現実論・技術論は
ともかく本質論はどうか。

 

 

私は、『親孝行』とは
子どもが
「生まれてよかった!」
「人生って愉しい!」
って思いながら
親に連絡することも忘れるほど
毎日充実した毎日を過ごすこと。

そして、
「親を軽々と超えていくこと」
だと思う。

 

私自身はそれを
確実にやっているつもりだし
かつ、私にしか
できない親孝行もやっているつもりだ。

例えば
私が書いた本のあとがきには
必ず両親への感謝の言葉を
忘れないようにしている。

 

さらに。

 

自分が
親になったときの年齢を考えてみる。

 

例えば、70歳として。
(今、うちの母親は67、68かな)

 

26年後。
私が70歳。
おとちゃんが34歳。
とらじろうが32歳。

 

子どもたちが
その年で
定期的に連絡してきたら
ちょっと気持ち悪い。

 

というか怒る。

 

そんな暇があったら
やるべきことに集中しなさい。

 

むしろ
私が70歳で、(生きていたら)
今より忙しくなっていると思う。
子どもが電話してきても
出ないと思う。

 

子どもたちに
パパは
軽々と超えさせていない(笑)

 

さて。

 

その翌年が2045年
シンギュラリティが起こるという年。

 

まぁ、いずれにせよ
自分が親になったときに
子どもにどんな親孝行してほしいかを考えないと
本当の親孝行はできないんじゃないか?

4D REPLAY

今日は(も?)TNCももち浜ストア 夕方版』に
生放送、生出演。

 

f:id:kab-log:20171030215349j:plain

オープニング、全国ニュース、ももスポと、
日本シリーズ第2戦
今宮選手の「神の手」ニュース。

f:id:kab-log:20171030214849j:plain

 

 

昨日の、日本シリーズ生中継を見ながら
ビックリしたのが
「4D REPLAY」。

 

MATRIXのような
360度の映像。

今宮の「神の手」も
この「4D REPLAY」があったからこそ
成立したといっても過言ではありません。

 

生放送後の反省会で
スポーツ部のスタッフさんに
この「4D REPLAY」について
いろいろ話を聞きました。

 

まず、システムとしては
内野を取り囲むように設置された
100台のカメラで動画を撮影し
それをコンピューターで
合成するというもの。

実際には2台くらい
トラブルがあって
正確には
98台だったという説も。


一台のカメラの大きさは
コンパクトデジカメ程度。

 

 

ちなみに
このシステムを持っているのは
韓国の企業。
スタッフも韓国の方で
なかなか意思疎通が難しかったらしい。

 


費用は、1回180万円。

 

これを
安いとみるか
高いとみるかは
それぞれだけど
日本シリーズ1勝、神の手成立
と考えれば
全然安い。

 

導入を決断した
フジテレビ、TNC様々だ。

 

 

もう一つ
ビックリしたのは
審判団は
リプレー検証している間
独自のカメラや映像で
検証しているわけではない。

 

テレビ局の生放送のスロー部分を
じっくり検証しているだけらしい(笑)

 

だから、局としては
リプレー検証の間は
「CMに行こう」
なんてことはできず
何度も、あらゆる角度からの
スロー映像を流す。

 

そして、今回の検証で
決定的に効いたのが
「4D REPLAY」。

 

 

ということで
横浜での3戦は
TBSなので
たぶん、「4D REPLAY」はナイです。

 


4D REPLAY